池松壮亮、石井裕也監督の脚本を絶賛「これは傑作になるなと感じました」

(C)2017「夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会

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石井裕也監督の最新作で、全国公開中の映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』が、13日に都内で初日舞台挨拶を実施。主演の石橋静河と池松壮亮、そして石井裕也監督が登壇し、クロストークを交わした。

石井監督は万感の表情で「こうして初日を迎えられて嬉しく思っております。恋愛映画と銘打ってますが、ただの恋愛映画じゃなくて、国際的にも国内的にも色々問題が溢れていますけど、そのことと人を好きになることは無関係じゃないと思っております。そういう思いを込めて作りました」とコメント。続けて「この時代にしか生まれえない映画になったと自負しております。詩が原作となっておりますので、どのように感じていただいてもかまいません。少しでも楽しんでもらえたり、何か感じてもらえたりしたら、嬉しいです。今日はご鑑賞、本当にありがとうございました」と思いを語った。

今回、石井監督は脚本も執筆しており、石橋は「私は、本を読むところからがすでに挑戦でした。理解することが最初は出来なくって、でも(この映画には)自分が見たことのない景色があるような気がして、何かすごく感覚的な部分が含まれている映画だと思いました」と台本を読んだ時のことを述懐。池松も「これは傑作になるなと感じました。本当に素晴らしくて、僕はそんなに手を加えていない初稿と呼ばれる状態で読んで、その時点でもうペンを止めてもいいのでは、と思うほど素晴らしかったです」と脚本の完成度を絶賛し、「詩集の言葉云々よりも、その奥にある書いた人の物語とか、社会や“今”が映っていて、すごく面白かったです」と続け、本作の奥深さをアピールした。

映画初主演となった石橋だが、石井監督は「実力という意味では、池松壮亮という天才には足元にも及ばないわけだけど、ただ新人であることが圧倒的な魅力で、新人でしか起こせない奇跡は起こしてくれた」と賞賛。また舞台挨拶上で堂々とした表情を見せる石橋のことを「現場でもこんな風でした」と評し、石橋は「必死すぎて覚えていなかった」と苦笑。石橋との共演シーンが最も多かった池松は「なかなか人物を説明するのは難しいですけど、意外と石橋さんのことを知らないなって思いました。ただ(撮影期間の)3週間一緒にいて、石橋さんが演じていた“美香”というキャラクターは、生きることがとても苦しそうなんだけど、でも生きることに純粋でまっすぐ立っていて、すごく好きでした」と感慨深そうに話していた。


映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
全国公開中

監督・脚本:石井裕也
原作:最果タヒ(リトルモア刊「夜空はいつでも最高密度の青色だ」)
出演:石橋静河、池松壮亮、佐藤玲、三浦貴大、ポール・マグサリン・市川実日子、松田龍平、田中哲司
エンディング曲:The Mirraz「NEW WORLD」
製作:テレビ東京、東京テアトル、ポニーキャニオン、朝日新聞社、リトルモア
配給:東京テアトル、リトルモア

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