金ロー『インサイド・ヘッド』で大人が号泣…日本人には“救い”だった?

6月16日、「金曜ロードSHOW!」では、ディズニー・ピクサー『インサイド・ヘッド』が放送された。一見すると、子供向けのファンタジー作品だが…。

号泣ツイート続出で「大人向けだ」との声も…

映画冒頭から「すでに泣きそう…」、「冒頭5分で泣いた」と早くも号泣フラグがみらたタイムライン。その中でも、劇中に登場してくる、主人公・ライリーの幼少期の妄想・ビンボン(声:佐藤二朗)が記憶のゴミ捨て場で消えてしまうシーンでは、「インサイドヘッドふつうに面白い、ビンボンで泣いた…」「やっぱりビンボンで泣いた」、「ビンボンでボロ泣き」とボロ泣きツイートが続出。その後も、クライマックスで主人公・ライリーが両親に「カナシミ」を打ち明けるシーンまでに「この年になって泣くとは…」、「インサイドヘッドに号泣したのはわたしです」、「あごヒゲに涙がたまった」と大人でも号泣をしたとのツイートで溢れ、見事トレンド1位に輝いた。

また「子供向け? 大人は絶対に号泣するよ…」、「子供向けだろうと余裕ぶっこいてたら3回号泣した」、「完全に大人向けだった」と、ポップな世界観ながらも思春期の心理を鋭く切り取った描写に、「大人向け」とのツイートも多く見受けらた。

なぜ号泣? 日本人にとって“救い”となった?

なぜ、本作はこれほどまでに多くの大人の心に響いたのだろうか? その一つは、本作のメッセージでもある「感情を抑え込まないで、表出する」ことが日本人の国民性に響いたのかも知れない。

日本人には、学校や会社、また家庭でも自分の素直な感情を抑え込んで調和を重んじる国民性がある。感情を表に出さないことは島国の国民性として大切なことだが、同時に苦しみを抱え込んでしまう危険性も孕んでいる。そんな中、本作のクライマックス「カナシミ」を全面に打ち明けるライリーの姿には、どこか“救い”があったのではないだろうか。多くのストレスを抱え込みやすい現代人にとって、自分の「インサイド・ヘッド」にいる5人の感情の声に素直に反応することも、時には大切なようだ。

(文・nony)

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