新作映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』を観るべき3つの理由――次世代キャラが活躍し“原点回帰”の躍動感を取り戻す

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『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』ってどんな映画?

孤高の海賊ジャック・スパロウと、ジャックへの復讐を果たそうと魔の三角海域から解き放たれた“海の死神”サラザールが因縁の対決を繰り広げる。サラザールを阻止する武器にして、最後の海賊だけが見つけ出せるという秘宝“ポセイドンの槍”のありかは? 父親であるウィル・ターナーにかけられた呪いを解こうと奮闘する息子ヘンリー、魔女の濡れ衣を着せられた天文学者のカリーナが加わり、新たな冒険へとかじを取る…。

観るべき理由:1――ウィルの息子がこんなに大きくなりました!

シリーズ累計の世界興収が37億ドルを超えるビッグタイトルの最新作。前作『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』(2011年公開)の仕上がりが相当残念だったし、6年間というシリーズ最長のブランクを挟んでの第5弾だけに、期待よりも不安が強かったが、実際には、本シリーズの持ち味である躍動感とユーモアのセンスを取り戻し、ファンを満足させる一作として“原点回帰”を果たしたと言っていいだろう。

最大の要因は、ヘンリー&カリーナという次世代のキャラクターが大活躍を見せるから。偶然出会い、反発し合いながら、次第に惹かれていく…? そんな冒険譚におけるボーイ・ミーツ・ガールな展開は、第1作目のウィル&エリザベス(ヘンリーの両親)を思い出させ、本作にフレッシュな息吹をもたらしている。

観るべき理由:2――21世紀最高の悪役俳優のクセがすごい

ジャックたちをピンチに追い込む宿敵サラザールを演じるのは、アカデミー賞俳優のハビエル・バルデム。『ノーカントリー』『007 スカイフォール』などで強烈な悪役を演じた彼が、本シリーズに初参戦し、これまで以上にクセがすごい怪演を披露している。

かつて海賊の全滅をもくろみながら、若き日のジャックが仕掛けた罠にはまり、生者でも死者でも存在として、海の地獄に幽閉されていたサラザール。それだけに、ジャックに向ける憎悪はハンパないが、それと同じくらい、ジャックに対して執着や敬意さえも感じさせ、奥深く多面的なキャラクターになったのは、やはりバルデムが演じたからこそ。今後、クラシック・モンスターを題材にした「ダーク・ユニバース」プロジェクトで、デップが『透明人間』、バルデムが『フランケンシュタインの花嫁』(ともに仮題)に主演する予定で、両名のさらなる化学反応にも期待したくなる!

観るべき理由:3――ジョニデ、記者の靴を欲しがる(笑)

先日、13度目の来日を果たしたジョニー・デップが6月20日、品川ステラボールで開催された『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』“夏祭りプレミア”を前に、合同取材に応じた。本人いわく「今回は24時間しか日本に滞在できないんだ」という多忙ぶりで、取材がスタートしたのも、開始予定時刻を1時間以上過ぎた頃…。それでも、ある男性記者の靴を気に入った様子で「その靴、欲しいな。サイズは?」とおねだりするお茶目な一面を披露した。

記者に対してもさすがのサービス精神を披露

記者に対してもさすがのサービス精神を披露



「言いたいことを言って、やりたいことをやる。確かにジャックは思い上がった奴なんだけど、その根底には無邪気さや純粋さがあり、演じながら魅力を感じるポイントだよ。彼の中に“成長”って概念がなくて、(役柄として)ゴールや到達点もないんだ。ずっと変わらず、そこにいる(笑)。何ていうか…クールなトカゲって感じ? 僕自身もそんなジャックが大好きだよ」

(取材・文:内田涼)


映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』
7月1日(土)全国公開

監督:ヨアヒム・ローニング/エスペン・サンドベリ
製作:ジェリー・ブラッカイマー
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、ハビエル・バルデム、ブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラリオ、ジェフリー・ラッシュ他
原題:Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales
全米公開:2017年5月26日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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