芳根京子はバッティングセンターに通いつめ、村上虹郎は熊本でひとり線香花火…?「映画監督 外山文治 短編作品集」初日舞台挨拶


外山文治監督、下條アトム、富田靖子、芳根京子、吉行和子、村上虹郎、篠原篤

外山文治監督、下條アトム、富田靖子、芳根京子、吉行和子、村上虹郎、篠原篤

外山文治監督が手がけた短編集『わさび』『春なれや』を「映画監督 外山文治 短編作品集」と題し、8月26日より上映が始まった。その初日舞台挨拶に監督の外山文治、『わさび』主演の芳根京子と富田靖子、下條アトム、『春なれや』主演の吉行和子と村上虹郎、篠原篤が登壇した。

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本日雨の予報を聞いて、てるてる坊主を作っていたという芳根は「今日は雨の予報でしたが、雨がふらなくて良かったです」と挨拶。そしてMCに促され、「楽屋でも言わなかった」と外山監督からも報告が。「まず、『わさび』ですが、ハワイ国際映画祭に正式出品が決まりました。芳根さんがてるてる坊主飾った後に連絡きましたね。ありがとうございます。もう一つは、2週間限定公開でしたが、もう1週出来ることになりました」と伝えると会場からは大きな拍手が送られた。

『わさび』の芳根はバッティングセンターに通い詰め!

『わさび』チームの下條、富田、芳根

『わさび』チームの下條、富田、芳根

芳根は野球のシーンが印象的だったと振り返る。「父に付き合ってもらって、初めてバッティングセンターに通いました! ひたすらバットを振り続けるっていう…。そこを見ていただけたら」

共演した富田は「芳根ちゃんがすでに葵だったから、お母さん役としてすっと役に入れました」と、下條も「芳根ちゃんと稽古をして。その時彼女の気持ちの詰まり具合…リハーサルで涙が出ちゃう。これを見て、とてもいい作品になると思った」と続くが、撮影時の野球のシーンについては「寒かったもんなぁ」と芳根を労いつつ、監督に「アレひどかったですよ」とツッコミ、会場の笑いを誘う。

その監督は「お芝居の上手さは分かっていましたが、内心ドキドキしていた」と言い、「19歳から助監督をやってきましたが、リハーサルを見てたまげました。見たことがないというか、技術もちゃんとあるし、新鮮な感性もある。10年に一度というレベルではないですね」と芳根を絶賛。

『春なれや』の村上虹郎はひとり線香花火!?

短編映画初出演となる吉行は、こちらも印象的なことを「虹郎くんとの自転車二人乗り」と即答。「人生初だったし、相手が虹郎くんで、つかまっていればいいんだから、本当に楽しくて。長生きもするもんだなと思いました」とニッコリ。これに虹郎は「監督がすごくプレッシャーかけてくるんですよ」とボソリ。

この作品を村上は「観て思ったのは、そんなに台詞は多くないんですが、一つ一つをある意味滑稽に、でも美しく言わせるんですよね」とコメント。そして「短髪でしたが、なぜか赤髪だった」と当時を振り返ると、外山監督は「桜が美しい場所だったんですが、桜よりも目立っていたので(笑)。ちょっとここはひとつ黒にしてください」とお願いしたという。

『春なれや』の村上と篠原

『春なれや』の村上と篠原

映画の舞台は熊本県菊池市。映画撮影の一週間後に震災が起きてしまった。そのことを村上は「この作品を観てくださった熊本の方は、悲しいだろうし…僕なんかが言葉で伝えることは出来ないんですが、監督が風景を切り取って残してくれたことを感謝している方もいるとも聞きました」と思いを伝えた。

外山監督と古い知り合いだという篠原は、監督作には初出演。「同じ世代で、自分で企画してやる監督の気概に感化されます。吉行さんと共演できたことも感謝しています。虹郎は…熊本に着いたら、旅館の前でひとり線香花火をしていた。なんてロマンティックな青年なんだと」

本作については「吉行さんはデビュー作でご一緒して以来の縁。憧れですし、ヒロインというか、マドンナのような方。映画化出来てとても嬉しかったし、新進気鋭の虹郎くんやお互い苦労した篠原さんと出来て、自分的にも感動でした」と振り返っていた。

映画公開記念写真パネル展示に、吉行和子と村上虹郎がお立ち寄り!

外山文治監督、村上虹郎、吉行和子

外山文治監督、村上虹郎、吉行和子

この日、舞台挨拶前に『春なれや』主演の吉行和子と村上虹郎がSHIBUYA TSUTAYA(6F)で展開中の「映画監督 外山文治 短編作品集 公開記念写真パネル展示」に立ち寄り。実際にサインを入れるなどお客さんへサプライズのプレゼントも。映画のスチールから、オフショットまで出演者の貴重な写真の数々を展示しており、9月4日(月)まで展開中。映画を観たら、あわせて立ち寄りたいスポットとなっている。


『わさび』
ユーロスペースにて3週間限定公開中

心の病を抱えた父を守るため実家の寿司屋「やま乃」を継ごうと決めた女子高生・山野葵と、その決断に戸惑い反対しながらも、彼女の人生を本気で背負おうとしない離婚した母・房子や周囲の大人達。そんな葵の前に現れた、彼女がかつて所属していた少年野球チーム「高山メッツ」の監督・梅田庄吉。粉雪が舞う静かな夜、葵は庄吉に野球の勝負を求める。ある事情で小指のない庄吉の投げるボールの軌道を、葵は子供の頃から「魔法」だと信じていた。この逆境の日々の中で、せめて魔法のような力を信じたい…老いた庄吉との真剣勝負は、葵に人生の苦みと哀しみ、そして新しい希望を与えるのであった。

芳根京子 杉本凌士 中田裕一 藤澤志帆 松角洋平 後藤和歌奈 下條アトム 富田靖子

製作・監督・脚本:外山文治
協力:飛騨市・高山市 飛騨高山『わさび』の会 ALFABETTI INC
HD / シネマスコープ / 30min


『春なれや』
ユーロスペースにて3週間限定公開中

櫻の花が咲く季節、ひとりの老いた女性が警察に保護された。身元不明のその女性には、どうしても行きたい場所があるという。「ソメイヨシノは60年咲くことができない——?」そんな噂の真偽を確かめるべく、老人ホームを抜け出してきた女性と、彼女を案内することになってしまった青年。これは春の日に永遠とは何かを問う、ささやかなお話。

吉行和子 村上虹郎 篠原篤 石崎なつみ 辻井彰太

製作・監督・脚本:外山文治
主題歌:「Time」 唄:Cocco
協力:熊本県菊池市 キクチノ和 ALFABETTI INC 「春なれや」サポータの皆様
制作:C&Iエンタテインメント
製作:外山文治
HD / 20min

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アーティスト情報

富田靖子

生年月日1969年2月27日(49歳)
星座うお座
出生地福岡県

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吉行和子

生年月日1935年8月9日(83歳)
星座しし座
出生地東京都

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