『エイリアン』最新作公開記念:知れば知るほど観たくなる「エイリアン」豆知識3選!

『エイリアン:コヴェナント』

『エイリアン:コヴェナント』/(C)2017 Twentieth Century Fox.jpg

広大な宇宙を舞台に、“完璧な生命体”との遭遇を描き、映画史上に金字塔を打ち立てたエイリアン。伝説的なシリーズの創造主、リドリー・スコットが自らメガホンを執った最新作『エイリアン:コヴェナント』が9月15日(金)に公開となる。今回は、知れば知るほど面白い“エイリアンの世界”の豆知識をご紹介!

「エイリアン」シリーズの大ヒットの裏には…?

『エイリアン』リドリー・スコット監督

シリーズ初作『エイリアン』を撮影時のリドリー・スコット監督/(C)2017 Twentieth Century Fox.jpg

豆知識1:ヒットメーカーたちの登竜門?

1作目の『エイリアン』は、当時デュエリスト/決闘者でカンヌ国際映画祭新人監督賞を受賞したばかりの新人監督だったスコット監督がメガホンを執り、歴史的な傑作となった。続編のエイリアン2は、ジェームズ・キャメロンの出世作となり、後にタイタニックアバターを大ヒットに導くことになる。エイリアン3は、ファイト・クラブソーシャル・ネットワークで知られるデヴィット・フィンチャーのそして、アメリで知られるジャン=ピエール・ジュネエイリアン4がハリウッド監督デビュー作となった。このように『エイリアン』シリーズは、ヒットメーカーの登竜門となっている。

豆知識2:「GANTZ」や「ジョジョ」に影響していた!?

『エイリアン』が日本に与えた影響も大きく、漫画家の奥浩哉は、代表作GANTZに影響を与えた映画10本に『エイリアン』を挙げており、ジョジョの奇妙な冒険で有名な漫画家の荒木飛呂彦は「創作するうえで影響を受けて、『エイリアン』を作品作りの目標にしようとさえ思った」などと語っている記事があるほどだ。

逆に『エイリアン』で船内で1988年に廃刊になった男性向け週刊誌[平凡パンチ]が使用されるシーンも話題になり、後にスコット監督が「私が描く近未来においては、日本の文化が世の中を席巻していると思った」と平凡パンチを使用した意味について語った。当時の日本文化は、スコット監督に刺激を与えていたようだ。

豆知識3:初作は48時間の連続上映!?

『エイリアン』制作の段階では『Star Beast』というタイトルになる可能性もあったが、脚本のダン・オバノンが脚本内で、名詞と形容詞で使われているセリフからタイトルを『エイリアン』に決定したという。現在、誰もがエイリアンと聞いて思い浮かべるのは、『エイリアン』で描かれるあの完璧な生命体の姿だといっても過言ではないほど、異邦人・異性人の意味を持つ“エイリアン”という言葉の意味が全世界的に変った瞬間とも言える。エイリアンのデザインについてスコット監督は、スイスのシュルレアリスト(超現実主義者)H・R・ギーガーの画集を見た時、“これだ”と思う絵を見つけ「観客が逃げ出すから、“映画用にデザインを頼もう”というスタジオの反対をはねつけ、私は“これしかない”と一歩も引かなかった。このデザインしかない、難しくても権利を取ってくれとね」と運命のデザインとの出会いを振り返る。

そんな衝撃的なビジュアルのエイリアンが登場する『エイリアン』について、映画プロデューサーのアラン・ラッド・Jrは、「試写時は4時間の大作で、招待されたSF界の関係者やSFファンが観客はショックで身動きひとつしなかった。公開されると2日間、昼も夜もフィルムは回り続けた。48時間連続して『エイリアン』を上映した」と当時の社会現象ぶりを振り返る。さらに、「アカデミー協会での試写で、ジャック・ニコルソンとウォーレン・ビーティが子供みたいに怖がっていた」と制作総指揮/原案のロナルド・シュセットは、大スターでも衝撃を受けていたことを暴露する。

当時、社会現象といっても過言ではなく、今なお世界中の人々から愛される『エイリアン』シリーズ。創造主が戻ってきた本作でシリーズ最大のミステリーと極限のスリルを体感するとともに新たな伝説の目撃者となる。


映画『エイリアン:コヴェナント』
2017年9月15日全国公開

監督:リドリー・スコット
出演:マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストン
配給:20世紀フォックス映画

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