ジョン・キャメロン・ミッチェル監督と久々再会の山本耕史「キュンとしてしまった」と新作を絶賛

ジョン・キャメロン・ミッチェル監督

ジョン・キャメロン・ミッチェル監督

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の原作・監督・脚本・主演を務めたジョン・キャメロン・ミッチェル監督が、最新作『パーティで女の子に話しかけるには』のプロモーションと、オリジナルキャストで日本初上演となる『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』舞台版への出演のため、9年ぶりに来日。10月19日に世界で初となる同作のプレミア上映に参加し、長年の友人である実力派俳優・山本耕史と再会を果たした。

ミッチェル監督は、「15年ぶりに日本の映画館に戻ってこられてうれしいです。(『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』劇場公開時のメイン館である)シネマライズがもうなくなってしまったのは残念ですが、この映画は日本の観客の心に残るものになることを願っていますし、そうなる予感がしています。なぜならこの映画は初恋についての映画だからです。パンク少年とエイリアンによるものだけどね(笑)」とコメント。本作がニール・ゲイマンの短編を基にしていることに話が及ぶと、「もともとは気心の知れているプロデューサーが開発していた企画ですが、何年もかけて僕のことを口説いて引っ張りこんでくれたんです。原作ではワンシーンしか描かれていなかった物語を、時間をかけて膨らませて、より豊かな世界に広げていきました」と述懐した。

過去3度に渡ってヘドウィグを演じた山本は、2008年に舞台で共演を果たしたミッチェル監督との久しぶりの再会について、「最初に会ったときから優しい人で、今日はジョンの友達ということで呼んでいただきました」とニッコリ。ヘドウィグという役どころについては、「いで立ち含めてジョンの演じたヘドウィグになるべく近づけようと思いながらやっていました。いろんな方が演じている作品だけど、僕は常にジョンのヘドウィグを意識していたから、彼には勝手に同志のような気持ちを抱いています」と語った。これを受けたミッチェル監督は、「ヘドウィグを演じたすべての人が兄弟であり姉妹なんです。役者人生の中で最も大変な役柄でもあるから、これを演じ切ることができればどんな役も恐れることはないと思います」と白い歯を見せた。

いち早く映画を鑑賞したという山本は、「ジョンらしい、すごく素敵なパッションを受け取りました。青春時代を思い出して懐かしいというのもあるし、僕はファンタジーが好きなんですが、ジョンがここまで直接的にファンタジーを描いたのはこれが初めてになります。彼の心の中にあるファンタジーが、はっきりとした表現やアートになって、彼の子供のような存在としてわかりやすく前面に出てきたように感じました。そのことに僕はキュンとしてしまったんです(笑)。もちろん音楽も素晴らしいですよ」と大絶賛。また、「ジョン、この映画に出てたよね…?」と、ミッチェル監督の出演シーンにも言及し、流石の観察眼を披露していた。


映画『パーティで女の子に話しかけるには』
12月1日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー

監督・脚本:ジョン・キャメロン・ミッチェル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
原作:ニール・ゲイマン「パーティで女の子に話しかけるには」
衣装:サンディ・パウエル『キャロル』『ベルベット・ゴールドマイン』
出演:エル・ファニング 『20センチュリー・ウーマン』、アレックス・シャープ、ニコール・キッドマン『LION/ライオン ~25年目のただいま~』
配給:ギャガ

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