【キュートなヒロイン&最強レプリカント】アナ・デ・アルマス&シルヴィア・フークスが『ブレードランナー 2049』とハリウッドへの想いを語る!!

美しすぎるシルヴィア・フークスとキュートすぎるアナ・デ・アルマス

美しすぎるシルヴィア・フークスとキュートすぎるアナ・デ・アルマス

リドリー・スコット監督が手掛けたSF映画の傑作『ブレードランナー』の続編として、世界的に好評を博している映画『ブレードランナー 2049』。劇中では新たな世界の危機に立ち向かう主人公のブレードランナー“K”(ライアン・ゴズリング)や、前作に続いて登場するリック・デッカード(ハリソン・フォード)だけでなく、魅力的な女性キャラクターたちも眩い輝きを放つ。映画の公開直前に、キュートなヒロインのジョイを演じたアナ・デ・アルマスと、最強のレプリカントとして“K”の前に立ちはだかるラヴを演じたシルヴィア・フークスが来日。それぞれの役柄やハリウッド進出時の苦労などについて話を聞くことができた。

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―まずは、脚本を読んだ時に抱いたキャラクターに対する第一印象、そして芝居を通じて発見したキャラクターの魅力を教えてください。アナさんから。

アナ:第一印象は「何が起こっているの?」って感じだったわ(笑)。ジョイにとても興味を覚えたし、すごくミステリアスなキャラクターだと思ったの。ハッピーだと思えたのは、彼女がとても強い女性であることね。感情が豊かで、大きな夢も持っていて、望みもあって、たくさんの層を持っていて、それが映画の中でも進化していくの。彼女は色々なことを学びながら、自分が何をすればいいのかを考えていくキャラクターだわ。

―ただキュートなだけではなく、しっかりとした役割を持っているところが魅力的ですよね。

アナ:女性を代表しているような存在だと思うわ。彼女は力強いキャラクターよ。ただの置物ではないの。何か起こったことに対して反応するといった存在じゃない。この作品では、大きな石の間にある、小さくても重要性を持った、そして繋がりを持った存在として映し出されているわ。

 

キューバ出身のアナ

―シルヴィアさんは、陰謀を企むニアンダー・ウォレス(ジャレッド・レトー)の懐刀で、“K”の前に立ちはだかる最強のレプリカント:ラヴを演じられましたが、役柄についてはどう感じましたか?

シルヴィア:素晴らしい役を得ることができたわ。様々な色彩と層を持っていて、女性ということだけでなく、男性の俳優が表現するような、色々なことを表現できた。風刺やユーモア、権力、そういったものすべてを演技することができたの。ただ、ラヴには女性らしさもあったと思う。女性として強いキャラクターを演じるときには、女性らしさというものを失いたくないと考えているのだけど、この役にはそういったことを考えないで入り込むことができたわ。

―アナさんはジョイとは対照的なキャラクターであるラヴについてどう思っていましたか?

アナ:脚本を読んだ時、ラヴはジョイの次に好きなキャラクターだったの。シルヴィアのことは知らなかったし、誰が演じるかも分からなかったけれど、素晴らしいと思った。すごく難しくても、興味深い役だと思ったのよ。彼女がどれほどの苦難を経験しているのかを考えると、とても興味深いわ。

シルヴィア演じるラヴ(右)

シルヴィア演じるラヴ(右)

―逆にシルヴィアさんはジョイについてどう感じたのでしょう?

シルヴィア:脚本を読んだ時は、お姫様になりたいとか、いろいろな洋服を試したり、こんな女の子になりたいと憧れる少女の時代を思い出したわ。そういった側面や様々な女性像を、色々な色彩で表現しているのがジョイで、美しく、まさに喜び(Joy)を表現したキャラクターだと思った。温かみがあるし、愛さずにはいられないわ。アナを現場で見た時には、なんてパーフェクトなジョイなんだろうと思ったの。脚本上でも、素晴らしいキャラクターだった。

―アナさんはキューバ出身で、スペインの映画やテレビドラマで活躍されてからハリウッドに渡られたわけですが、ハリウッドに渡ってからの苦労話などがあれば教えてください。

アナ:どこから始めればいいのかしら(笑)。まずロサンゼルスに移住した時は、英語が話せなかったの。だから4か月間、語学学校に通ったわ。話すことを学ぶためにね(笑)。あと、ハリウッドではあらゆることが違うわ。ハリウッドのビジネスは、想像以上に大きいところがあるし、アートの側面とそれ以上に大きなビジネスの側面を持っている業界だから、両方のバランスを上手に取らなければいけないの。

―女優として活動する中で、悩んだりすることはありませんでしたか?

アナ:ステレオタイプな考えもあるし、面白い役に出会うのがなかなか難しかったわ。キューバ人だから、こういうルックスが望ましいといった思い込みもあるし、特に3年半前に移住した当時は、そういった問題に直面したの。私だけじゃなく、ハリウッドで働くすべての女性たちは、未だに戦っているわ。演じられる役が、脚本上でそれほど多くないということも言えるわね。

 

オランダ出身のシルヴィア

―シルヴィアさんはオランダ出身でモデルとしてヨーロッパで活躍した後、オランダの映画やテレビドラマに出演され、イタリアで製作された『鑑定士と顔のない依頼人』で世界的に知られる存在となりましたね。世界的な女優として、本作での経験や、ハリウッドについて、どう感じていますか?

シルヴィア:私たちが2人とも、とてもラッキーなのは間違いないわ。今回はアート系の作品を作っているような現場で、クリエイティブな空気にもなれたし、親密な空間で物作りをすることもできた。超大作ではあるけれど、現場の空気感はアート系だったの。その点にはすごく感謝しているわ。ハリウッドに関しては製作費が(他の国と比べると)大きくて、低予算のインディーズ系かスタジオ系の大作かを選ばなければいけない時があるわね。

―女優としては、どんなスタンスで仕事をしていますか?

シルヴィア:女性が演じられる興味深いキャラクターは、少しずつ増えている気がしなくはないけれど、自分なりに挑戦を突き付けてくる役を選びたいと思っているわ。例えば、この役をアメリカで演じるか、ヨーロッパで演じるかということも考えるわ。私にとっては役が最も大切で、脚本、そしてストーリーテラーである監督が誰なのかも大切。作品を選ぶときは、物語と仕事を共にする人々を重視していて、それはアメリカでもヨーロッパでも同じね。世界中で仕事ができることは幸せだと思うし、今回の作品のような役を得られるのは、稀なことで、幸運なことだと思っているわ。

アナとライアン・ゴズリング

アナとライアン・ゴズリング

―目を奪われるシーンが数多い本作ですが、お二人が特に気に入っているシーンを教えてください!

アナ:ライアン、そしてマリエッティ役のマッケンジー(・デイヴィス)とのシーンよ。とてもユニークだと思うわ。撮影は大変だったの。感情的にも特別なものがあって、忘れることができないシーンね。スクリーン上でどうなるのかが分からなかったんだけど、仕上がりを見たら、本当に目を奪われたわ。悲しいけれど、愛情もたくさん詰まっている。今までの映画の中には出てこないようなシーンになっているの。

シルヴィア:私はハリソンとのシーンね。ウォレス社にいるときに、過去から“とある人”が出てくるんだけど、すごく美しい瞬間だと思った。ハリソンの芝居は最高だし、あのシーンには涙が出ちゃう。ものすごく美しくて、私自身が心を奪われたの。ハリソンの素晴らしい芝居を見ることができたと思っているわ。

(取材・文・写真:岸豊)


【取材後記】圧倒的な美貌を前に緊張しまくっていた筆者だが、二人とも距離を感じさせない、とても気さくな女優だった。また、コメントは思慮深く、聡明さを感じさせるもので、心の底から本作の撮影を楽しんだこと、そしてその仕上がりに大いに満足していることも感じ取れた。劇中ではキュート×クールという対照的なイメージを与える女性キャラクターをそれぞれ好演しており、忘れられないほど魅力的なシーンも盛りだくさんになっている。『ブレードランナー 2049』では、ライアンやハリソンだけでなく、アナとシルヴィアの名芝居にも、ぜひ注目してほしい。美しすぎるフォトギャラリーのチェックもお忘れなく!

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映画『ブレードランナー 2049』
2017年10月27日(金)全国ロードショー

製作総指揮:リドリー・スコット
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、ロビン・ライト、ジャレッド・レトー、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、カーラ・ジュリ、マッケンジー・デイヴィス、バーカッド・アブディ、デイヴ・バウティスタ

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