【人工知能】『ブレードランナー2049』は何が変わった?広告の3D化に、ドローン搭載車輛に見る未来

映画『ブレードランナー2049』

映画『ブレードランナー2049』

続編ブレードランナー 2049が10月27日(金)より公開され大ヒットとなっている。本作では、『ブレードランナー』の世界の30年後である<2049年の姿>が描かれている。そんな未来の姿を制作陣たちはどうやって作り出していったのか? そのカギを握るのは“人工知能”にあった。

人工知能と言えば、先日フェイスブック社が開発したAIが独自の言語を使って会話をし始めたことで世界中を驚かせるなど、現実世界でもたびたび話題となっている。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、誰も見たことがない未来を描くために「多くの科学者や医者、コンピュータの専門家などに会った。彼らは未来像について話してくれ、その時のアイデアが映画に盛り込まれているよ」と明かす。そして製作陣が辿り着いたのが人工知能であり、至る所に現実でも起こりうるような未来が描かれている。

例えば、街中に大きく彩られる電子公告。前作では芸者の日本人女性が大きく飾られた「強力わかもと」の屋外電子公告が印象的だったが、本作ではホログラムを使用した3D広告が登場する(写真:上段)。人間の姿をしたホログラムの3D広告は、ある程度の“知能”が与えられている。街を歩いていると人間に反応して話しかけるなど、自らアクションを起こすのだ。ドゥニ監督は「2049年には広告は大きな看板ではなく、人々の中に立っているんだ。そこは実生活の延長線上として描かれていて、そういう方向に私たちは向かっていると思う」と進化した広告の姿を語っている。

もう一つの例は、ブレードランナーが乗りこなす空を飛ぶ車“スピナー”だ(写真:下段)。スピナーは前作にも登場し、デッカードを乗せて空を飛んでいたが、本作ではライアン・ゴズリング演じるKが乗りこなしている。最新型のスピナーには新たに“知能”を搭載したドローン型の装置が付いている。これは<パイロット・フィッシュ>と呼ばれ、スピナーが停車すると、この装置がドローンのように空を飛び、Kは周囲を見張るように指示を出すことができる。また写真を上から撮ったり、土の中に埋められている物をスキャンして読み込んだり、劇中でも大活躍だ。

本作で描かれている2049年の未来の姿は、私たちの想像をはるかに超える世界になっている。ドゥニ監督は「前作と本作の視覚的な共通点を打ち出すのが、製作に関してとくに難しかった部分でもあるよ。過去の作品が描いた未来にインスピレーションを得ながら、本作では未来に足を踏み入れた感覚を作り出さなくてはいけないからね」と苦労した点を語るが、『ブレードランナー』の生みの親リドリー・スコット監督も納得の出来になっているようだ。リドリーは「劇中のビジュアルはすごく重要な要素だが、ドゥニ監督は前作で私たちが作り上げたものをうまく継いでくれた」と大絶賛。前作ファンも納得の出来になっていることは間違いないだろう。

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映画『ブレードランナー 2049』
2017年10月27日(金)全国ロードショー

製作総指揮:リドリー・スコット
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、ロビン・ライト、ジャレッド・レトー、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、カーラ・ジュリ、マッケンジー・デイヴィス、バーカッド・アブディ、デイヴ・バウティスタ

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