【プロフェッショナル】『不都合な真実2:放置された地球』環境活動家・アル・ゴアの流儀は“生きている限り、取り組んでいくこと”

(C) 2017 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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ノーベル平和賞を授与されたアル・ゴア元・米副大統領の伝説的ドキュメンタリー『不都合な真実』(2006)。その続編であり、第30回東京国際映画祭のクロージング作品にも選ばれた『不都合な真実2:放置された地球』がいよいよ11月17日より全国公開。

世界的エコムーブメントが巻き起こった後のこの10年間に果たして何が起こったのか―語られる衝撃の「現在(いま)」を突き付ける一方で、多くの逆境に立たされながらも戦い続けるゴアの姿に胸を打たれるドキュメンタリーに仕上がっている本作。プロデューサーのジェフ・スコールは、ゴアの魅力を“継続的な根気強さ”だとし、ゴアの勇敢さ、回復力、そして心のストーリーは学ぶことも多く、ゴアの存在そのものがインスピレーションの源だったと語る。

「つまりは、10年間、前作と本作の間、アルはいつ止めてもおかしくなかったのに、そうしなかった。アルは、僅差と厳しい状況で大統領選に敗れた。しかし、彼は諦めなかった。アルは、奉仕することの力よりも破壊する政治的駆け引きを助長するゴシップカルチャーに直面した。それでも彼は諦めなかった。アルは、様々な批判者、懐疑論者、マニプュレーター/操作者、ツイッター上の挑発者、完全な反対論者に出会った。しかし彼は諦めなかった。アルはどんどん資金力をつけて組織だった反対派の流れに対抗した。アルは、何があっても引き下がらない男だ。彼こそ、初めて危険にさらされた地球を理解し、全て―評判、成功、安全―を投げ打って、歴史を正しい方向に導き、僕らの唯一の故郷を守ろうとした人の1人だ。撮影を通じて、この問題に関する僕らの仕事は成し遂げられなければならないと強く感じたよ」

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続けて、共同監督を務めたボニー・コーエンもまたゴアの姿に大きな刺激を受けたようで「世界を巻き込んだ活動を発展させながらも、人と交渉し、教え、学び、絶えず人に刺激を与えるその姿と彼の活動を知るにつれ、私たちもエンジンがかかり始めた」と明かしている。

ゴアは自身の信念についてこう語る。「アメリカ大統領ほど世界を変えられる地位はないという考えに陥って苦しんだことはないが、大統領という地位を勝ち取れなかったからこそ他の方法を見つけることができたと嬉しく思っている。気候変動問題解決に向けてできることは全てやるという信念は、どんな場合でも捨て去ることができるものではない。長い間関わってきた問題で、生きている限り、取り組んでいくつもりだ」。

環境問題にかけるその想いは真実そのものであり、情熱的に、かつ辛抱強く40年もの間同じ信念を持ち続ける―本作を通じてゴアの活動家としてのプロフェッショナルな姿にきっと勇気がもらえはず!


映画『不都合な真実2:放置された地球』
11月17日(金) TOHOシネマズ みゆき座 他ロードショー

監督:ボニー・コーエン、ジョン・シェンク『南の島の大統領 沈みゆくモルディブ』
製作総指揮:ジェフ・スコール(『スポットライト 世紀のスクープ』『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』)、デイヴィス・グッゲンハイム『不都合な真実』(監督)、ローレンス・ベンダー(『パルプ・フィクション』『グッド・ウィル・ハンティング』)、ローリー・デイヴィッド、スコット・Z・バーンズ『不都合な真実』、レスリー・チルコット『不都合な真実』
製作:リチャード・バージ、ダイアン・ワイアーマン『不都合な真実』
全米公開:2017年7月28日

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