映画『BPM』公開記念!3月公開の実話を基にした社会派映画おすすめ3選!

映画『BPM』

映画『BPM』/(C) Céline Nieszawer

第70回カンヌ国際映画祭においてグランプリを受賞し、その後もアカデミー賞外国語映画部門のフランス代表や、ヨーロッパ映画賞、インディペンデント・スピリット賞、リュミエール賞などありとあらゆる映画祭で話題となり、第43回セザール賞では最多13ノミネートを獲得するなどその勢いが止まらない『BPM(ビート・パー・ミニット)』。このたび、そんな本作の公開を記念して、同じく3月公開の驚愕の真実を描いた重厚な映画をご紹介!

監督自らの経験を基にした「エイズ差別」への抗議活動

映画『BPM』

映画『BPM』/(C) Céline Nieszawer

舞台は1990年代初めのパリ。エイズの治療はまだ発展途上で、誤った知識や偏見をもたれていた。「ACT UP Paris」のメンバーたちは、新薬の研究成果を出し渋る製薬会社への襲撃や高校の教室に侵入し、コンドームの使用を訴えたり、ゲイ・プライド・パレードへ参加するなどの活動を通し、エイズ患者やHIV感染者への差別や不当な扱いに対して抗議活動を行っていた。行動派のメンバーであるショーンは、HIV陰性だが活動に参加し始めたナタンと恋に落ちる。しかし、徐々にショーンはエイズの症状が顕在化し、次第にACT UPのリーダー・チボーやメンバーたちに対して批判的な態度を取り始めていく。そんなショーンをナタンは献身的に介護するが…。

生と死、理想と現実の狭間で揺れ動きながらも、強く生きる若者たちの生き生きとした表情や行動、濃厚で鮮烈な彼らの人生に、観る者の鼓動は高鳴り、激しく心を揺さぶられる。

▼ACT UPとは? = 力を解き放つためのエイズ連合

正式名称:the AIDS Coalition to Unleash Power。アクトアップ・ニューヨークは1987年3月にニューヨークで発足したエイズ・アクティビストの団体。エイズ政策に感染者の声を反映させることに力を入れ、差別や不当な扱いに抗議して、政府、製薬会社などに対しデモなどの直接行動に訴えることもしばしばある。現在は全米各地やフランス、インド、ネパールなどにもアクトアップが作られている。本作の公開日である<3月24日>はNYのACT UPが初めてデモを行った日。

『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』

ペンタゴン・ペーパーズ

(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.

71年、ベトナム戦争を分析・記録した国防省の最高機密文書=通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の存在を、ニューヨーク・タイムズがスクープする。ライバル紙でもあるワシントン・ポスト紙の発行人キャサリン・グラハムは、部下で編集主幹のベン・ブラッドリーらとともに、報道の自由を統制し、記事を差し止めようとする政府と戦うため、ニューヨーク・タイムズと時に争いながら連携し真実を世に出すため奮闘する。

『15時17分、パリ行き』

15時17分、パリ行き

(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT INC.

2015年8月21日、オランダのアムステルダムを発ち、フランスのパリへ向かう高速列車タリスの中で、イスラム過激派の男が無差別殺傷を試み、自動小銃を発砲する。しかし、その列車にたまたま乗り合わせていた米空軍兵のスペンサー・ストーンとオレゴン州兵のアレク・スカラトス、そして大学生アンドニー・サドラーの幼なじみの若者3人が、男に立ち向かっていく。


映画『BPM(ビート・パー・ミニット)』
2018年3月24日(土)公開

脚本・監督:ロバン・カンピヨ(『パリ20区、僕たちのクラス』脚本・編集)、『イースタン・ボーイズ』監督)
出演:ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、アルノー・ヴァロワ、アデル・エネル
(C) Céline Nieszawer 2017年/フランス/フランス語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/143分  
映倫区分:R15+ 原題:120 battements par minute/英題:BPM (Beats Per Minute)

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