天才脚本家アーロン・ソーキン、初監督の理由を語る! ジェシカ・チャステイン主演『モリーズ・ゲーム』

(C)2017 MG’s Game, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

(C)2017 MG’s Game, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞(R)、ゴールデン・グローブ賞を受賞し、『マネーボール』 『スティーブ・ジョブズ』と、栄光を手にした実在人物の知られざる裏側に光を当ててきたアーロン・ソーキンがジェシカ・チャステインを主演に迎え、自らの脚本で待望の監督デビューを果たした作品『モリーズ・ゲーム』(5月11日日本公開)。

そんな天才脚本家に白羽の矢を立てたのは、モリー・ブルーム本人。ソーキンを脚本家として指名するも、最初のうちは乗り気ではなかった。それはモリーが自らに課したルールで、顧客名のほとんどを秘密にしていたからだ。ソーキンは「モリーが取り上げた人の中には、私の知り合いがいた。私の友人について、あるいは誰についてだろうと、私は人の噂話をするような脚本は絶対に書かない」と述懐する。

(C)2017 MG’s Game, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

(C)2017 MG’s Game, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

だが、モリー本人との最初のミーティングで、「15分もすると、私は書きたいと強く思った。彼女が払った高い代償に気がついたからだ」と説明、ソーキンの杞憂は消えた。その後、モリーとの取材を重ね、彼女の精神的な強さや、自分を失わずに様々な体制を打ち破る能力を実感したという。「私が好きなタイプのストーリーに、突拍子もない善悪の観念が加わっていると思った。彼女は当たりくじを持っていた。真実を語りさえすれば、金持ちの有名人になれたはずなのに、彼女はそんなことをする気はなかった。私はその点にとても感心しているし、映画でもそこを賞賛している」とコメントしている。

(C)2017 MG’s Game, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

(C)2017 MG’s Game, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

モリー本人との邂逅が生んだソーキンの変化は、最初は弁護を断りながらも、彼女の真の姿を知り、依頼を引き受けるイドリス・エルバが演じる清廉潔白な弁護士チャーリーの姿に投影されている。モリーが一人で駆け抜けた驚愕の道のりをたどり、彼女の物語を世の中に、特に女性たちに伝えたいと願ったソーキンは、自身の集大成といえるシナリオを完成させ、自ら初監督に挑んだ。

本作で初監督に挑んだソーキンは「自分の頭の中にあるアイデアを言葉では伝えられなかった」とコメントしている。そして「『これは人が予想するような映画ではない』と断言できるのだが、どういうものになるかは説明できなかった。頭の中にはハッキリとあるのにね」と、自らのイメージを映像化できたことに自信をのぞかせている。


映画『モリーズ・ゲーム』
5月11日(金)、TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー!

監督:アーロン・ソーキン
出演:ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナーほか  
【原題:MOLLY’S GAME/2017 年/アメリカ/英語/カラー/シネマスコープ/2時間20分】 
日本語字幕:松浦美奈
字幕監修(ゲーム部分):日本ポーカー協会
映倫区分:PG-12
配給:キノフィルムズ

フォトギャラリー

この記事を読んだ人におすすめの作品

アーティスト情報

TSUTAYAランキング

おすすめ映画ガイド

TSUTAYA MUSIC PLAYLIST