『HK/変態仮面』確かに、見方によってはホラー? 『勇者ヨシヒコ』好きにハマるタイプの福田雄一監督作―【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『HK/変態仮面』

『HK/変態仮面』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2018年8月2日の鑑賞タイトル『HK/変態仮面』

※作品データはページ下部に

鑑賞前の期待値「なぜSF/ホラー枠に分類されているのか? 兎にも角にも鈴木亮平がすべてを決める?」

原作は90年代前半に週刊少年ジャンプで連載されていた『究極!!変態仮面』。これを実写化しようなんて、福田雄一監督なら納得である。本作を借りに行ったTSUTAYAのお店で商品検索した時、検索機に表示されたジャンルが「SF/ホラー」だったのは驚いたが、そう分類される何かが隠されているのだろうか?「マンガだから面白い」とも思えるトンデモ内容なのはもちろんだろうけど、この作品では主人公の説得力がすべてを決めるに違いないと考えている。鈴木亮平の肉体面はまずこのハードルを超えているので、それが生きているのか…当たり外れも多い福田監督だけに若干の不安もあるのが正直なところ。

鑑賞後の感想「女性目線で観れば、確かにホラーとも言える! しかし安田顕の演技力は参った」

父は警察官、母はSMの女王様…この二人から生まれたのが主人公の色丞狂介(鈴木亮平)。同じクラスに転校してきた姫野愛子(清水富美加)に一目惚れし、奮闘しようとするが…。とこれだけだと普通の青春映画っぽいが、確実に『変態映画』だった(笑)。おそらくこの作品に興味を持った人の一番のモチベーションたる「鈴木亮平のいい体が観たくて」という点はしっかり満たされる。絵に描いたようなシックスパックと「マッチョ」と言いながらシャープな体のライン。間違いない。保証しよう。

しかし、その裏に潜む罠が「変態描写」だ。冒頭、ひょんなことから女性の下着で“変態仮面”に変身する狂介。“変態仮面”という名付け親となる愛子とのファーストコンタクト時、愛子は変態仮面の変態すぎる格好に怯えるのである。最初は「女性目線ならそうだ。ホラーと言っても過言ではない」と思ったが、よくよく観ていくと性別関係なくホラーか! と思うような変態の解説と動きを、安田顕演じる戸渡先生(後に登場するのニセ変態仮面にしてガチの変態)が体現するのだ。これは危険だ。理論がすごすぎて狂介も「俺はノーマルなのか…」と打ちのめされるほどなのだから。

全体のテイストは『勇者ヨシヒコ』が好きな人はハマるタイプ。ムロツヨシ、佐藤二朗、安田顕、木南晴夏や高畑充希など福田組として一度は見かけたことがあるメンバーが揃っているし、ムロツヨシと安田顕においては『銀魂』ばり(は言いすぎかもしれないけど)のアクションも披露している意外感もいいメリハリになっていた。

『HK/変態仮面』で一番グッときたポイントは「ふざけているようでカッコつけてもいる」

基本、徐々にスロットルを開けていく変態映画。しかし、妙に洋画のヒーロー映画のようなカメラワークがあったり、もろに『スパイダーマン』なシーンがあったり(笑)、エンディング曲がマンウィズだったり…。「ふざけとスタイリッシュの両立」という意味では先に挙げた『銀魂』とも通ずるものがあるなという発見。それにしてもエンドロールで一番驚いたのは「脚本協力:小栗旬」である。なぜ?(笑)

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『HK/変態仮面』について

【製作年】2013年
【監督】福田雄一
【出演者】鈴木亮平、清水富美加、ムロツヨシ、安田顕、佐藤二朗、今野浩喜 ほか
【あらすじ】『少年ジャンプ』に連載された伝説の漫画を福田雄一が実写映画化。ドMの刑事とドSの女王様の間に生まれた色丞狂介。銀行強盗の人質に取られた同級生を助けるべく、覆面の代わりに女性用パンティを被った“変態仮面”として正義のために立ち上がる。
【Filmarks★評価】3.2(5点満点中)

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アーティスト情報

鈴木亮平

生年月日1983年3月29日(35歳)
星座おひつじ座
出生地兵庫県西宮市

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清水富美加

生年月日1994年12月2日(23歳)
星座いて座
出生地東京都

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