『クリード チャンプを継ぐ男』ロッキーを知らなくても観て欲しい名作! 母のメッセージに泣かされた―【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『クリード チャンプを継ぐ男』

『クリード チャンプを継ぐ男』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2018年8月15日の鑑賞タイトル『クリード チャンプを継ぐ男』

※作品データはページ下部に

鑑賞前の期待値「歴史に名を残した『ブラックパンサー』のライアン・クーグラー監督が描く『ロッキー』スピンオフ」

マーベル史上初の黒人ヒーロー映画にして、キャストやスタッフもほぼ黒人という『ブラックパンサー』。この作品の世界的な超ヒットにより、映画史に名を刻んだ現在32歳の若手ライアン・クーグラー監督。まだ商業映画3本の彼だが、『クリード チャンプを継ぐ男』は2本目の作品。主演は『ブラックパンサー』で主人公の宿敵役・キルモンガーを演じたマイケル・B・ジョーダン。

『クリード』は、ボクシング映画の名作『ロッキー』シリーズのスピンオフ。27歳の頃、まだ映画を1本も撮ってなかったというクーグラーが自身が持っていたアイデアを、直接スタローンに話す機会を得たことからすべてが始まったという。来年1月には続編の『クリード2』が日本でも公開されるため、後ろの展開も気にしながら物語を楽しみたい。

鑑賞後の感想「ロッキーとアドニスの関係がすばらしいし、シルベスター・スタローンの存在感ハンパない」

かつて、ロッキーとともに伝説のボクサーとして知られた良きライバルにして親友のアポロ・クリード。彼が愛人との間に授かっていた男の子・アドニスはアポロの正妻に引き取られており、裕福な家庭環境で何不自由なく成長していく。しかし、ロッキーと父の試合をYoutubeで観たり、メキシコで野試合に参加するなど、ボクサーになる夢も持っていた彼は、夢を追うべく会社をやめ、父が通っていたジムへ向かう…。

結論から言うと、素晴らしかった。『ロッキー』シリーズ初見でも問題ない。「ロッキー=伝説のボクサーだったおじさん」くらいでOK。ロッキーは初め、アドニスがアポロの息子だと知って驚くが、昔を懐かしみながらもアドニスの熱意にいつしか心を動かされ、コーチを引き受け、“チーム・クリード”を結成していく流れが気持ちいい。ロッキー役のシルベスター・スタローンはすっかり老け込んでいるが、存在感が圧倒的なのでオールドファンもニヤリ。

この手の映画はクライマックスの試合で一気に感動を煽るパターンがほとんどだと思うが、本作は違う。クリードという名字を隠し、アドニス・ジョンソンとして生きてきた一人の男が、“親の七光り”でないと自分の存在意義を見出すために苦悩し、前に進んでいく様が全体を通して丁寧に描かれている。ロッキーとアドニスの男の友情がとても良く、「アドニスがロッキーの息子でいいよ」と思ったほど。

『クリード チャンプを継ぐ男』で一番グッときたポイントは「母からのサプライズ」

アドニスは、少年時代にアポロの正妻に引き取られたのだが、彼女は彼が父と同じ道を進むことを望んでいなかった。彼が会社を辞めたときも「リングに上がるなら連絡しないで」ときっぱり伝えている。家を出てから連絡を取らないまま時は過ぎ、クライマックスの試合直前。ロッカールームにアドニス宛の贈り物が。同封された手紙に書かれていたメッセージは母からのものだった。

アドニスは涙を流さないけど、僕は涙が止まらない。そしてプレゼントされた品物を見てさらに涙が止まらない。映画を見ていればこれが母からのものだとわかりきっているのに泣かされる。つまりはこの映画の一番のベタにやられたのである(笑)。

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『クリード チャンプを継ぐ男』について

【製作年】2015年
【監督】ライアン・クーグラー
【出演者】シルベスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダン、テッサ・トンプソン、フィリシア・ラシャド ほか
【あらすじ】妻に先立たれ、孤独に暮らすロッキー。ある日、彼の前に一人の青年アドニスが現われる。彼の父は、かつてロッキーと死闘を繰り広げた永遠のライバルにして親友のアポロ・クリードだった。プロボクサーを目指す彼は、ロッキーにトレーナーになってくれと直談判にやって来たのだったが…。
【Filmarks★評価】4.0(5点満点中)

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クリード チャンプを継ぐ男

クリード チャンプを継ぐ男

出演者 シルベスター・スタローン  マイケル・B・ジョーダン  テッサ・トンプソン  フィリシア・ラシャド  アンソニー・ベリュー  グレアム・マクタヴィッシュ
監督 ライアン・クーグラー
製作総指揮 ニコラス・スターン
脚本 ライアン・クーグラー  アーロン・コヴィントン
音楽 ルートヴィッヒ・ヨーランソン
概要 シルヴェスター・スタローンが若い才能とタッグを組み、「ロッキー」シリーズのスピンオフとしてロッキー・バルボアの新たなる物語を描く感動ドラマ。孤独に生きるロッキーが、盟友アポロ・クリードの息子に乞われ、トレーナーとなって二人三脚でボクシングの頂点を目指す師弟の熱き絆を描き出す。アポロの息子役には「フルートベール駅で」のマイケル・B・ジョーダン。監督も同じく「フルートベール駅で」のライアン・クーグラー。妻に先立たれ、孤独に暮らすロッキー。ある日、彼の前に一人の青年アドニスが現われる。彼の父は、かつてロッキーと死闘を繰り広げた永遠のライバルにして親友のアポロ・クリードだった。プロボクサーを目指す彼は、ロッキーにトレーナーになってくれと直談判にやって来たのだったが…。

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