YUKI、約2年半ぶりのオリジナルアルバム『まばたき』をリリース【インタビュー】

YUKI

今年ソロデビュー15周年を迎えるYUKIが、前作『FLY』以来、約2年半ぶりのオリジナル・アルバム『まばたき』をリリース。今作には最新シングル「さよならバイスタンダー」(TVアニメ『3月のライオン』第2クールオープニングテーマ)、「ポストに声を投げ入れて」(映画『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧のマギアナ」』主題歌)、「tonight」(映画『グラスホッパー』主題歌)を含む全13曲が収録されている。

「前作『FLY』は、歌の表現方法や自分の歌唱の可能性の幅を広げるという意味で、自分の声を曲の中でどう活かすことができるのかを追求したアルバムでしたけど、『まばたき』は、まず自分が言いたいことを歌うということから始まっています。とにかく自分発の思いを歌いたいという、自我を避けては通れない自分がいましたね。きっと、暴れたがっている自分に気づいてしまったんだと思います。そこが『FLY』の時の自分との大きな違いだと思います」

'16年は活動の中心を制作に置き、ライヴのない時期もスタジオに入ってずっと歌っていた。そんな日々から生まれた歌たちを、「まるで思春期みたいだと思った」と、YUKI。

「私はデビューして24年目、ソロになって今年で15周年になります。その月日の中で、自分のやり方というものがずいぶんできてきましたけど、私が本来持っている気質としての自己主張の激しさがまた蘇ってきたとき、自分が決めた固定観念から自由になりたいと思いました。私の心の奥底で生まれたこの熱い感じは、まるで思春期が蘇ってきたかのような感覚でしたね。暴れたがっている今の私を、私がとことん信じてあげなくてどうする! と思ったんです」

自分の中にいつのまにか育った固定観念をぶち壊すかのように、“何度でも何度でも飛び込め”と歌った「暴れたがっている」。「こんにちはニューワールド」では、“楽しむのは私次第”“これからは私次第”と歌詞に記し、「私は誰だ」では“いつでも探してる サムシング ニュー”と歌っている。そして、アルバム『まばたき』には、生まれ育った地元・函館で暮らしていた頃のYUKIと、東京に出てきた頃のYUKI、そして現在のYUKIがあちこちで重なり合い、より多彩にYUKIという人間を浮かび上がらせている作品だろう。

「思春期というのは10代特有の感覚で、長い人生から見ればそれは一瞬の感情だと思い込んでいた自分がいたけれど、大人になっても私はこのままでいいんだろうか、私がいたいのはここじゃないんだ、という葛藤を抱えて、その葛藤こそが私を突き動かす熱量になるんだな、自分が死ぬまでの間に思春期は何度も訪れるんだなと思いました」

私はここからなの! 自我がなくなったら私は私じゃなくなるの! と言わんばかりに、『まばたき』の中にいるYUKIは暴れたがっている。

「自分のことを歌詞に書いていくうちに、私は私でしかないんだから、何があっても大丈夫! と自信を持つことができました。やりたいことをやっている自分が丸裸になっているような感じがして少し照れくささもあるけれど、このアルバムを作ったことやこの歌を入れたこと、すべてに嘘をつかないで良かったです。20代の頃の私は友達に相談されると、いつも「大丈夫! 大丈夫!」と言って適当に励ましていたんですけど(笑)、ここにきてまた“ミス・大丈夫”が戻ってきたなと思いました(笑)。自分を信じていれば、何が起きても大丈夫なんですよね。大好きな作品です! と言えるアルバムができたことが、とてもうれしいです」(インタビュー&文:松浦靖恵)

YUKI リリース情報

まばたき

NEW ALBUM
2017年4月1日レンタル開始
2017年3月15日発売

初回生産限定盤(2CD+DVD):ESCL-4837〜9 5,200円(税抜)
※豪華LPサイズ紙ジャケット仕様
通常盤(CD):ESCL-4840 3,000円(税抜)
【共通特典】
羽海野チカ描き下ろしYUKI15周年ロゴステッカー、シングル「さよならバイスタンダー」初回生産限定盤(ESCL-4821〜2)もしくは通常盤初回仕様(ESCL-4823)とのW購入特典応募ハガキ
【予約・購入特典】
内容未定
TSUTAYA 予約/購入特典(抽選)
内容未定(100名予定)

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YUKI オフィシャルサイト

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アーティスト情報

YUKI

生年月日1972年2月17日(46歳)
星座みずがめ座
出生地北海道函館市

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