【おすすめ!海外ドラマ】『刑事コロンボ』の名前はカミさんだけが知っている?

意外と知られていないコロンボのフルネーム (C)1971 Universal Studios. All Rights Reserved.

意外と知られていないコロンボのフルネーム (C)1971 Universal Studios. All Rights Reserved.

日本で放送された海外ドラマの中で、もっとも有名なのが『刑事コロンボ』ではないでしょうか?

日本では1972年からNHKで放送が始まりました。毎回、物語の始めに犯行の様子が描かれ、視聴者は犯人を知った状態でコロンボの謎解きの様子をドキドキしながら観ていたものです。

さて、そんなコロンボですが、彼の名前をご存知の方はいますか? 実はシリーズを通してコロンボのファーストネームが明かされることはありませんでした。

コロンボの台詞に彼を名前で呼ぶのは「カミさん」だけ、というものがありますが、結局ドラマの中では一度も明らかにされることなくシリーズは終了したのです。ドラマの中で使われる小道具の警察バッチケースに名前が記載されているそうなので、コロンボの名前を知りたいという方は是非、第5話第35話を観てくださいね。

ヨレヨレのステンカラーコートと安葉巻がトレードマークのコロンボは、冴えない見た目と語り口から、一見鈍い印象を抱かせるキャラクターですが、その捜査は執拗とも言える犯人への訪問と質問を経て、少しずつ犯行の矛盾を突き、ほころびを見つけていくもの。

犯人を知った上で視る私たちは、コロンボの鋭い観察眼や機転に感嘆し、次第に追い詰められていく犯人の気持ちを思って謎解きに引き込まれていきました。三谷幸喜作の『古畑任三郎』シリーズが本ドラマの形式を土台としていることは、皆さんもよくご存知かと思います。

それから日本で海外ドラマを楽しむときに大切なのが、吹き替えによる声の演技。

『刑事コロンボ』と言えば、俳優の故小池朝雄氏がお馴染みで、小池氏の声を聞けば自然とコロンボの顔が頭に浮かぶ方も多いはず。小池氏の声で演じられる「うちのカミさんがね」というお決まりの言い回しは、ユーモラスなコロンボを表現する代表的な台詞ですが、オリジナルでは「My wife says,」や「My wife,says to me」といくつかの言い回しがあったようです。

年代を問わず楽しめる『刑事コロンボ』。70年代の放送を観ていたという方も、まだ観たことが無いという方でも、是非一度シリーズを通してミステリの定番を堪能してください!

(文:鈴木菜月)

鈴木菜月

海外ドラマウォッチャー。『ビバリーヒルズ青春白書』に出会って以来、海外ドラマファンに。毎年秋の新ドラマスタート時期には、ネットを駆使して米各ネットワークの話題のドラマ第1話をチェック。今一番のお気に入りドラマは『ビッグバン★セオリー』

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ピーター・フォーク

生年月日1927年9月16日(83歳)
星座おとめ座
出生地米・ニューヨーク

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