【おすすめ! 海外ドラマ】イケメンじゃないけどいい男! 台湾ドラマの名作ラブストーリー『求婚事務所』

日本でもここ数年、韓流ドラマの人気は高いのですが、やはり他のアジア系の作品が公開されることが少ないため、なかなか面白い作品に出会う機会を持てないのでは?

今回ご紹介するドラマは台湾では2004年に、日本では2005年に放送された台湾ドラマの名作求婚事務所(きゅうこんじむしょ)です。

台湾ドラマ『求婚事務所』 (C)Profit Rich International Limited

台湾ドラマ『求婚事務所』 (C)Profit Rich International Limited

エリート青年が脱サラして開いた「恋愛相談所」

本作の制作・監督、出演を担当したニウ・チェンザー(鈕承澤)は、ホウ・シャオシェン監督の『風櫃(フンクイ)の少年』に俳優として出演し、その後台湾で制作会社を興しTVドラマや映画制作でも活躍を続けている人物。

そんな彼が2000年代の初頭に発表した本作は、多彩な恋愛をテーマとした全7章のビタースイートな物語です。

各章の進行の枠組みとなるのは、台北を舞台にエリート青年が会社を辞め、父親や仲間と恋愛に関する問題を解決する「求婚事務所」を開き、いろいろな恋愛の手助けをするというもの。

各章ごとにテーマがあるのですが、例えば、恋人が喧嘩をして家を飛び出してしまい、そのまま交通事故で死んでしまった青年の過酷な後悔のお話や、息子の友人と恋に落ちてしまう中年シングルマザーのお話、不倫疑惑がきっかけでお互いの愛を見直すことになる中年夫婦のお話…。

どれも一筋縄ではいかない、どんな国にもどんな街にも在る、人々の心の柔らかな部分に問いかけるようなものばかり。

イケメンじゃない、けど「いい男」に見えてくる

特に第6章は、監督でもあるニウ自身が主演を務め、別れた元妻と一人ずつ引き取った双子の姉妹の起こす騒動を通じて、お互いへの想いを再び知り、新たな家族関係を作り始めるというもの。

決してハンサムとは言い難いニウなのですが、この物語を観ると、ものすごーくいい男に見えてきて、甘いだけではない、愛情の苦しみや人を想う気持ちの愛おしさを深く感じさせてくれるストーリーとなっています。各章は5話から6話で構成され、全部で40話にも渡るドラマなのですが、飽きることなく、また今観ても充分に楽しめ、堪能できる内容。

ドラマに登場する台北の街や登場人物たちの住まいなど、カラフルでキュートで、台湾・台北を訪れたことのある方なら、南国気質と相まった台湾の親しみやすさ、温かさに和むこと間違いなし!

ドラマを盛り上げる音楽として、中島美嘉やCHEMISTRYの曲が効果的に使われているところも、日本のドラマファンの皆さんのハートを掴むポイントとなっています。

少々古い作品ではあるのですが、何度も観直したくなるくらい、ロマンチックでエバーグリーンな愛のお話の数々を是非一度ご覧になってみてください!

Love is like a flower – you've got to let it grow.

(文:鈴木 菜月)

鈴木菜月

海外ドラマウォッチャー。『ビバリーヒルズ青春白書』に出会って以来、海外ドラマファンに。毎年秋の新ドラマスタート時期には、ネットを駆使して米各ネットワークの話題のドラマ第1話をチェック。今一番のお気に入りドラマは『ビッグバン★セオリー』

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