小学生が夢中!楽しみながら学び、勉強にもなる最高のマンガ3選

リビングでマンガを読みながらクスクス笑う小学低学年の娘を見ていて、微笑ましく思う一方で、自分の知らないマンガを読んでいることへの不安な気持ちを抱く毎日。面白くて、勉強になるマンガだったら最高だな!なんて、親都合で考えながらも、歴史や偉人を学ぶような学習マンガは読む気にならないだろうなと娘のことを思う揺れる親心。同じような方いませんか?

三児の父親として、これなら安心しておすすめできるおすすめマンガをピックアップしました!アニメ化されている作品も多いので、まずは動画配信で雰囲気を感じてもらえたらより一層イメージが湧きますよ。

|【理科】ワイン、インターネット、スマホにロケットまで、科学の力で文明を再開発。理科への興味を抱かせるマンガ『Dr.STONE(ドクターストーン)』

Dr.STONE
著者:Boichi、原作:稲垣理一郎、出版社:集英社

いきなり大本命のおすすめマンガ!アニメも絶賛放送中(2023年10月開始)の『Dr.STONE(ドクターストーン)』です。2022年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた「サバイバルクラフトアドベンチャー」マンガ。「次にくるマンガ大賞2018」コミックス部門2位、第64回小学館漫画賞少年向け部門受賞など、子どもたちの理科人気を押し上げた大人気作品。今話題の『理科ダマン』がウケる土台をつくった作品かもしれません。

謎の現象によって電気もガスもない石器時代に戻った地球が舞台。地球の歴史から見れば爆速で、コーラやスマホ、戦車など、現代の科学技術を再現しながらつくり上げます。「いや、無理でしょ?」というツッコミを入れつつも、「・・・再現できそうかも?」と思わせる監修(ドクター・くられ先生)に、親の方がのめり込んでしまうかも。

|【算数】1巻を読み終えるころには算数への意識が変わるマンガ『はじめアルゴリズム』

はじめアルゴリズム
著者:三原和人、出版社:講談社

次におすすめしたいのが、僕の娘も苦手意識の強い「算数」に対する意識を変えてくれる漫画『はじめアルゴリズム』です。「週刊モーニング」で連載されていました。

「算数や数学って、実生活にどれだけ役に立つの?」なんてイメージが根底から覆させられます。数学が雲や木、水と対話する不思議な瞬間、そして主人公である数学の天才少年・関口ハジメの楽しさ溢れる数式の解き方にワクワクとドキドキが止まりません。数学の知識や著名な数学者の逸話も楽しめ、知的好奇心をこれでもかとくすぐられるため、同じく親の方がのめり込んでしまう可能性大です。

|【音楽】「楽器を習いたい」という娘のやりたいことをつくった漫画『青のオーケストラ』

青のオーケストラ
著者:阿久井真、出版社:小学館

最後に、僕の娘の興味関心の幅を広げてくれた漫画『青のオーケストラ』。一度はヴァイオリンを封印した天才少年が出会った、新たな世界「高校のオーケストラ部」を舞台に、個性豊かな仲間たちが情熱を音楽にのせて織りなす、青春のアンサンブルドラマです。

実は、出会いはNHKで放送されたアニメ。毎週、食い入るように観ていた娘が、ある日の夜、「私、楽器を習いたい。フルート」と口に出しました。なにか習いごとをしたいと言いつつも、なかなか見つけることができなかった娘に大きな影響を与えてくれた作品です。

「音楽が聴こえてくる」「色が見える」音楽漫画は『BLUE GIANT』もおすすめですが、子どもたちにはこちらの作品がおすすめです。

お弁当パパ/伊東寛雄

【Editor】お弁当パパ/伊東寛雄

伊東寛雄(いとう・ひろお)。一姫二太郎を子に持つ父親。毎朝こどものお弁当をつくってSNSに投稿するのが日課。スマイルサプリでは子育て中の妻に”作品をプレゼントする”シーンを妄想して記事を書いている。稀に音楽熱が燃え上がり、音楽関連の記事を書くこともある。

X(@chiromanpapa)

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