“作品力×企画力”――書店員プロデュース『TSUTAYA文庫』2024年1月のラインアップ

│2024年1月のラインアップ

※展開開始時期は店舗により異なる場合がございます。

少女Aの殺人

著者:今邑彩
出版社:中央公論社
出版年月:2010年7月
定価(税込):902円
プロデュース内容:表紙・帯・POP

ここがオススメ!


誰が少女Aなのか?
3人の生徒と家族、それぞれの過去の闇と歪な犯罪。犯人当てというわかりやすい謎解きのはずなのにそこにある人間ドラマに切なくなる。
思わず捕まって欲しくないと思わせるほど魅力的な犯人と思いもよらないラスト。
今邑彩作品の中でも読後感の寂しさが際立つ傑作ミステリー。

あらすじ


「養父に身体を触られるのが、嫌で嫌でたまりません。このままでは自殺するか、養父を殺してしまうかも―」深夜放送の人気DJのもとに届いたのは、「F女学院の少女A」という女子高生からのショッキングな手紙だった。家庭環境があてはまる生徒三名の養父は、物理教師、開業医、そして刑事。直後、そのうちのひとりが自宅で刺殺され…。

たとえば、君という裏切り

著者:佐藤青南
原作:栗俣力也
出版社:祥伝社
出版年月:2018年12月
定価(税込):693円
プロデュース内容:表紙・帯・POP

ここがオススメ!


『たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に』に続く怖い女×恋愛ミステリーの第2弾。
この小説は「誰の恋の物語」なのか。それがわかった時世界が180度ひっくり返る。
表紙イラストをTSUTAYA文庫でおなじみの人気絵師しおんさんが描き下ろし。

あらすじ


病に冒されたベストセラー作家に最期のインタビューをするライター、アルバイト先の常連の女子大生に恋をする大学生、公園で出会ったお姉さんから遠い国のお話を聞くのを楽しみにしている少女――彼らが好きになってしまった “あの人" はいつも自分ではない “誰か" を想っていた。
三つの物語は時を越え、“ある人" の深い愛に結実する。

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