TVアニメ化決定!今話題の処刑された皇女の人生やり直し物語!『ティアムーン帝国物語』【TSUTAYAの名物企画人“仕掛け番長”のススメ】

│処刑される帝国皇女の人生やり直し! 主人公のミーアのおバカな行動から起きる意外性しかない愛と笑いの物語!!

あの時のあの行動をやり直せたら自分の今はもっと幸せなものになったかもしれない……。
そんな思いを抱えて生きている方は少なくないだろう。

今回紹介する『ティアムーン帝国物語』の主人公であるミーアもそんな一人だ。

20歳の彼女はまさに死刑執行される直前。
ギロチンの前に膝をつき首を押さえつけられる。どうしてこんなことに……そう思っても思う時遅く刃は彼女の首に落とされた。

彼女はティアムーン帝国の帝国唯一の皇女。
そんなミーアが17歳の頃に帝国が革命軍の手によって崩壊した。
そして地下牢に3年間幽閉されたのち処刑が決行された。

しかし死んだはずの彼女は次の瞬間突然ベットで目を覚ます。
今までの出来事は長い夢だったのか?そう思う10代前半の彼女。
しかしそう思う彼女の近くに古びて血染めになった自分自身が処刑される直前まで描き続けていた日記が置いてあったのだ。

夢じゃない? とショックを受ける彼女。
そんなこんなで食事の時間となる。
そこにいたのは過去の自分の記憶の中でミーアが自分の嫌いな野菜を出すからとクビにした料理長だった。
今日出されたシチューも嫌黄月トマトがゴロゴロ入ったものでやはり彼女にとっては苦手なものだった。
しかし一口食べてみるとそこには自分の想像していたものとは違うまさに絶品ともいうべき味わいが口の中に広がっていくのだった。そしてパンを口にしパンとはこんなに柔らかなものだったかしら。。。という一言を漏らし、彼女は料理長に感謝の言葉を伝えるのだった。

│ミーアの先が読めないおバカな行動に、ワクワクと興味が止まらない!!

地下牢で3年間幽閉されていた経験は、当時10代の彼女にはわからなかった自分がどれだけ恵まれていたのかという事や、周りの自分への配慮や想いを理解させた。
そんな彼女へ周りが向ける目も最初の人生とは変わったものになっていく。
そしてミーアは自分が処刑されてしまったあの未来を変えるために行動していくのだが……。

主軸のストーリーにある背景はとても重い『ティアムーン帝国物語』だが、処刑を回避を目指すおバカで憎めない性格のミーアとそんなミーアに振り回されるどこか抜けている仲間たちが織り成す物語は最高にキュートなコメディとなっている。

ギロチン回避のためのミーアの行動は周りに思わぬ勘違いを生み彼女のの予測していたものとは別の報告に転がっていく。この一連の流れは逆に先が全く読めずワクワクと興味が止まらなくなるのだ。

そんな『ティアムーン帝国物語』だがなんとTVアニメ化が決定した。
PVが公開され早くも話題になっている本作。

そしていち早く一部のTSUTAYA店頭ではそんな『ティアムーン帝国』も含むTOBOOKS作品のPOP UP SHOPも10月7日(金)から開催される。

大きくこれから盛り上がっていくであろう本作。
気になったならぜひ今、読んでいただきたい1作だ!

(文:仕掛け番長)

│仕掛け番長のおすすめ本

ティアムーン帝国物語 断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー

11巻まで発売中

著者:餅月望、Gilse
出版社:TOブックス

ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~@COMIC

5巻まで発売、3巻までレンタル中

著者:杜乃ミズ、餅月望
出版社:TOブックス

“仕掛け番長”栗俣力也

【コンシェルジュ】仕掛け番長

栗俣力也(くりまた・りきや)。TSUTAYA IPプロデュースユニット 企画プロデューサー。
TSUTAYA文庫、コミック、アニメグッズの企画を担当。10年以上のキャリア持つ書店員でリアル店舗からヒット作を次々と生み出す事から仕掛け番長と呼ばれる。人生のバイブルは『鮫島、最後の十五日』

Twitter(@maron_rikiya)

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