小学生の親子におすすめしたい。学校のトイレで堂々とウンコができるようになるかもしれない『ウン小話』【スマイルサプリ】

本日紹介するのは『ウン小話』という、手に取ってレジに並ぶには少々勇気のいる一冊をご紹介。けれども、小学生の親子にはすぐにでもおすすめしたい作品です。実はウンコは「汚物ではない」ということを、歴史や神話、世界のトイレ事情などから紐解き、楽しく物語形式で教えてくれます。学校のトイレでウンコすることが恥ずかしいと思っていた僕も、この本が教科書となっていたらどんなに幸せだったかと、思わず「くそっ」と声が出てしまいました。

│オムツの頃からウンコの英才教育? ブリストルスケール

我が家の息子はオムツの頃から「今日もいいうんちだったよ!」と一緒にウンコ観察をしていました。3歳になった今でもトイレから大声で「うんち出たから見てー!」と呼ばれます。一緒に観察して、硬そうとか、長いとか、時にソフトクリームみたいだと一緒に笑いながら息子の健康状態をチェック。実はこのウンコ観察、医学の世界でも「ブリストルスケール」と呼ばれる7つの形状グループ分けをして、健康観察の一種のバロメータとして利用されているそう。

│男子に多い? 個室に入る恐怖は誰もが体験したあるあるだ

こうした医学的にもウンコは重要なものであるはずなのに、成長していくといつの間にか「汚物」として扱われ、僕も小学生の頃は「個室トイレ=ウンコする」ということがバレてしまうのが怖くて、1年生の時に漏らしてしまったこともありました。この特に男子に多い小学生あるある話、解説してくれている小学校の先生の記事があったのでこちらも読んでみてください。

<引用>男子のトイレ事情:トイレマガジン(外部サイトに遷移します)
https://toilet-magazine.jp/child/149

小学生時代の自分にこの本があれば、堂々と「俺、ウンコしてくる」と言えただろうに。なので小学生の娘の本棚に、こっそりこの本を今は忍ばせています。たまに読んでいる姿を見て「恥ずかしいことではないぞ!」と背中に謎のパワーを送っています。

│神話に堂々とウンコが登場していた!?

ウンコは「汚物」ではないとすると、何なのか。それは古事記や日本書紀の世界、そう日本の神話に一つの面白い話があるとこの本では書かれています。
その神話とは、姉のアマテラスとの勝負に勝ったスサノオがその喜びのあまり神聖な場所に、なんとウンコをばら撒いたそう。それは破天荒すぎるだろうと誰もが思いますが、「いい田んぼをつくるため」とアマテラスはフォローし、いい田んぼにはウンコが必要だと広まったのではということでした。
また、江戸時代にはウンコと野菜が交換できたり、ウンコがお金として価値を有していたことや、現代においてもゾウのウンコから紙が作られているなど、ウンコは「汚物」ではなく大変重要なものであることを伝えてくれる本書。こう考えると、現代社会において人が勝手にウンコのことを「汚物」として決めつけ、忌み嫌うようになってしまったように見えてきますね。

帯で朝井リョウ先生も同様のコメントしていますが、本当に小学生時代の自分に何よりも先に手渡したい一冊。ぜひ学校のトイレ事情で悩む前に、お子さんと一緒に読んでみてはいかがでしょうか?

│【Editor's select】

ウン小話 世界一たのしくてまじめでちょっとクサい授業

発売日:2022年06月
著者:湯澤規子、金井真紀
出版社:ホーム社

お弁当パパ/伊東寛雄

【Editor】お弁当パパ/伊東寛雄

伊東寛雄(いとう・ひろお)。一姫二太郎(5歳♀、1歳♂)を子に持つ父親。毎朝こどものお弁当をつくってSNSに投稿するのが日課。スマイルサプリでは子育て中の妻に”作品をプレゼントする”シーンを妄想して記事を書いている。稀に音楽熱が燃え上がり、音楽関連の記事を書くこともある。

Twitter(@chiromanpapa)

スマイルサプリとは、日頃子育てや家事で大忙しのママを笑顔にできるような作品(映像、本・コミックなど)を紹介しています。
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