【1位】(→)
透明な螺旋
著者:東野圭吾
出版社:文藝春秋
ISBN-10:4167922681
ISBN-13:9784167922689
定価(税込):880円
内容紹介
「有希は……俺の、実の妹だよ」夜の公園で行われた、政近の思いもよらぬ告白。
妹を犠牲に生きてきた、と自己否定する姿に見兼ねたアリサは政近の手を引き、病に伏したという有希の下へと向かう!
アリサに勇気をもらった政近は、遂に母と、そして祖父と対峙する。迷いながらも前に進もうとする政近。
一方で、政近の事情を知ったアリサもまた迷いを抱き……二人が遂に決断を下した時、アリサは“はじめて”周防有希と対話する。
「ああ、いらっしゃいアーリャさん。来てくださったんですね」
情愛、覚悟、そして恋心。感情が交錯する3人の行方は!?
【2位】(NEW)
香君 遙かな道 (3)
著者:上橋菜穂子
出版社:文藝春秋
ISBN-10:4167922924
ISBN-13:9784167922924
定価(税込):792円
内容紹介
虫害によって国の威信が揺らぐ事態に陥ったウマール帝国。その危機を打開する方法が見つかるが、アイシャは、なぜか、その方法に不安をおぼえる。
そんな中、天炉山脈の聖地で、ひとりの男が発見される。男に会うために天炉山脈に向かったアイシャとマシュウは、驚愕の事態に遭遇するのだったーー。
胸に迫る圧倒的世界観の第3幕!
【3位】(↓)
傲慢と善良
著者:辻村深月
出版社:朝日新聞出版
ISBN-10:4022650591
ISBN-13:9784022650597
定価(税込):891円
内容紹介
婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。
「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。
【4位】(↑)
赤と青のガウン オックスフォード留学記
著者:彬子女王
出版社:PHP研究所
ISBN-10:4569904009
ISBN-13:9784569904009
定価(税込):1,320円
内容紹介
女性皇族として初めて海外で博士号を取得された彬子女王殿下による英国留学記。待望の文庫化!
英国のオックスフォード大学マートン・コレッジでの、2001年9月から1年間、そして2004年9月から5年間の留学生活の日々――。
当時の心情が瑞々しい筆致で綴られた本作品に、新たに「文庫版へのあとがき」を収録。
【5位】(↑)
白鳥とコウモリ(上)
著者:東野圭吾
出版社:幻冬舎
ISBN-10:434443370X
ISBN-13:9784344433700
定価(税込):880円
内容紹介
二〇一七年、東京竹芝で善良な弁護士、白石健介の遺体が発見された。
捜査線上に浮かんだ倉木達郎は、一九八四年に愛知で起きた金融業者殺害事件と繋がりがある人物だった。
そんな中、突然倉木が二つの事件の犯人と自供。事件は解決したと思えたが。
「あなたのお父さんは嘘をついています」。
被害者の娘と加害者の息子は、互いの父の言動に違和感を抱く。
【6位】(↓)
地面師たち
著者:新庄耕
出版社:集英社
ISBN-10:4087443388
ISBN-13:9784087443387
定価(税込):814円
内容紹介
そこに土地があるかぎり、奴らは必ず現れる──。
ある事件で妻子を亡くした拓海は、大物地面師・ハリソン山中のもとで不動産詐欺を行っていた。次に狙うのは市場価値100億円という前代未聞の物件。
一方、定年間近の刑事・辰は、彼らを追ううちにハリソンが拓海の過去に関わっていたことを知る。一か八かの詐欺取引、難航する捜査。双方の思惑が交錯した時、衝撃的な結末が明らかに──。
圧倒的なリアリティーで描く、新時代のクライムノベル。
【7位】(↓)
アルジャーノンに花束を<新版>
著者:ダニエル・キイス
訳者:小尾芙佐
出版社:早川書房
ISBN-10:4150413339
ISBN-13:9784150413330
定価(税込):1,078円
内容紹介
32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリイ・ゴードン。そんな彼に夢のような話が舞いこんだ。大学の先生が頭をよくしてくれるというのだ。これにとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に検査を受ける。やがて手術によりチャーリイの知能は向上していく…天才に変貌した青年が愛や憎しみ、喜びや孤独を通して知る人の心の真実とは? 全世界が涙した不朽の名作。著者追悼の訳者あとがきを付した新版。
【8位】(↑)
白鳥とコウモリ(下)
著者:東野圭吾
出版社:幻冬舎
ISBN-10:4344433718
ISBN-13:9784344433717
定価(税込):880円
内容紹介
父の死に疑問を持つ美令と父の自供に納得できない和真。
事件の蚊帳の外の二人は‶父の真実″を調べるため、捜査一課の五代の知恵を借り禁断の逢瀬を重ねる。
過去と現在、東京と愛知、健介と達郎を繋ぐものは何か。
やがて美令と和真は、ふたり愛知へ向かうが、待ち受けていた真実は――。
光と影、昼と夜。果たして彼等は手を繋いで、同じ空を飛べるのか。
【9位】(NEW)
新 本所おけら長屋 (2)
著者:畠山健二
出版社:祥伝社
ISBN-10:4396350856
ISBN-13:9784396350857
定価(税込):858円
内容紹介
長崎から戻った万造は、相棒の松吉と便利屋《万松屋》を始めた。だが、請けた仕事を軒並み騒動に変えてゆく!
理屈をこねくり回す若者が女医のお満に弟子入り志願!?「おみたて」
常陸へ三十両をもらいに行く道中、迷子の金太が一揆寸前の農村に現れる「はらぺこ」
言葉の遅い子の優しさが、ある縁を再び結ぶ「らいぞう」の三篇収録。
笑って泣ける、大人気時代小説。
【10位】(↓)
団地のふたり
著者:藤野千夜
出版社:双葉社
ISBN-10:4575527653
ISBN-13:9784575527650
定価(税込):693円
内容紹介
イラストレーターながら今はネットで不用品を売って生計を立てるなっちゃんこと奈津子。大学の非常勤講師を掛け持ちしながら生活するノエチこと野枝。そんな幼なじみの二人は50歳を迎え、共に独身。生家の築古団地で暮らす。奈津子の部屋で手料理を一緒に食べ、時にはささいなことでケンカもする。高齢のご近所さんのために、二人で一肌脱ぐことだってある。平凡な日々の中にあるちいさな幸せや、心地よい距離感の友情をほっこりと優しく描いた物語。解説・原田ひ香