【1位】(→)
薬屋のひとりごと(16)
著者:日向夏
出版社:主婦の友社
ISBN-10:4074618761
ISBN-13:9784074618767
定価(税込):836円
内容紹介
皇帝の手術を無事に終えてから半月、季節も冬へと近づいていた。術後の治療を上級医官に替わってもらったおかげで、猫猫(マオマオ)の日常は忙しくも平常運転へと戻っていた。そんなある日、老医官に届いた文を読んだ妤(ヨ)の顔色が変わった。「怖いことになるかもしれない」。その文には水膨れができた患者が増えていると書かれていたのだ。嫌な予感がする猫猫だったが――――。
【2位】(→)
一次元の挿し木
著者:松下龍之介
出版社:宝島社
ISBN-10:4299064046
ISBN-13:9784299064042
定価(税込):899円
内容紹介
ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。大学院で遺伝人類学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。不可解な鑑定結果から担当教授の石見崎に相談しようとするも、石見崎は何者かに殺害される。古人骨を発掘した調査員も襲われ、研究室からは古人骨が盗まれた。悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し、予測もつかない大きな企みに巻き込まれていく――。
【3位】(→)
青い壺
著者:有吉佐和子
出版社:文藝春秋
ISBN-10:4167137100
ISBN-13:9784167137106
定価(税込):847円
内容紹介
無名の陶芸家が生み出した美しい青磁の壷。売られ盗まれ、十余年後に作者と再会するまでに壷が映し出した数々の人生。定年退職後の虚無を味わう夫婦、戦前の上流社会を懐かしむ老婆、四十五年ぶりにスペインに帰郷する修道女、観察眼に自信を持つ美術評論家。人間の有為転変を鮮やかに描いた有吉文学の傑作。
【4位】(↑)
国宝(上) 青春篇
著者:吉田修一
出版社:朝日新聞出版
ISBN-10:4022650087
ISBN-13:9784022650085
定価(税込):880円
内容紹介
俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ!
極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、芸の道に青春を捧げていく。
芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。
【5位】(↓)
マスカレード・ゲーム
著者:東野圭吾
出版社:集英社
ISBN-10:4087447472
ISBN-13:9784087447477
定価(税込):990円
内容紹介
解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。
共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。
捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。
警部となった新田浩介は、複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始する――。
【6位】(↑)
国宝(下) 花道篇
著者:吉田修一
出版社:朝日新聞出版
ISBN-10:4022650095
ISBN-13:9784022650092
定価(税込):880円
内容紹介
鳴りやまぬ拍手と眩しいほどの光、人生の境地がここにある――。
芝居だけに生きてきた男たち。その命を賭してなお、見果てぬ夢を追い求めていく。
芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、 『悪人』『怒り』につづくエンターテイメント超大作!
【7位】(↓)
ハヤブサ消防団
著者:池井戸潤
出版社:集英社
ISBN-10:4087447677
ISBN-13:9784087447675
定価(税込):1,320円
内容紹介
東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る───。連続放火事件に隠された真実とは?
地方の小さな町を舞台にした、池井戸作品初の“田園”小説として、「小説すばる」連載中から話題を呼んだ珠玉のミステリ。
【8位】(NEW)
いけない(2)
著者:道尾秀介
出版社:文藝春秋
ISBN-10:4167923718
ISBN-13:9784167923716
定価(税込):803円
内容紹介
前作をはるかに凌ぐ“どんでん返し”と“伏線回収”。
「写真」の真相を見抜いたとき物語は一変する。
前作は累計40万部突破!
道尾秀介が仕掛ける体験型エンタメの金字塔、再び。
【9位】(↓)
#真相をお話しします
著者:結城真一郎
出版社:新潮社
ISBN-10:4101032637
ISBN-13:9784101032634
定価(税込):649円
内容紹介
島育ちの仲良し小学生四人組。あの日「ゆーちゅーばー」になることを夢見た僕らの末路は……(「#拡散希望」)。マッチングアプリでパパ活。リモート飲み会と三角関係。中学受験と家庭教師。精子提供と殺人鬼。日常に潜む「何かがおかしい」。その違和感にあなたは気づくことができるか。新時代のミステリの旗手による、どんでん返しの五連撃。日本推理作家協会賞受賞作を含む、傑作短編集。
【10位】(NEW)
天久翼の読心カルテ 淡雪の記憶(2)
著者:知念実希人
出版社:実業之日本社
ISBN-10:4408559539
ISBN-13:9784408559537
定価(税込):913円
内容紹介
茅場町を皮切りに都内で多発する連続ビル爆破事件。
人々がテロに震撼する中、天久翼を含めた神酒クリニックの六人は、ある電話をきっかけに記憶を失った美女「赤羽」と出会う。
過去を失い、翼でも心が読めな謎の女性。だが、彼女こそがテロの鍵を握る人物で……。
記憶と事件が結びつく時、驚きの真実が明らかに!
現役医師によるハードボイルド医療ミステリー第2弾。
(『神酒クリニックで乾杯を 淡雪の記憶』改題改稿)