“作品力×企画力”――書店員プロデュース『TSUTAYA文庫』2023年1月のラインアップ

│2023年1月のラインアップ

※展開開始時期は店舗により異なる場合がございます。

ボクらのキセキ

著者:静月遠火
出版社:KADOKAWA
出版年月:2010年2月
定価(税込):781円
プロデュース内容:表紙・帯・POP

ここがオススメ!


イタズラのはずだった未来の彼氏をよそおった電話から始まるまさかの恋とそれを超える驚きの展開。好奇心を擽られページをめくる手が止められなくなる!
一気読み必至の恋愛ミステリー。

あらすじ


「僕はもうすぐ君の彼氏になる男……でも僕たちは付き合ってはダメだ。なぜなら僕たちは、いつか人を殺すから……」 それはただのいたずら電話のはずだった。だけど僕らは出会い、そして僕は彼女に一目惚れをして……。それは他愛のない悪戯のはずだった……。 しかし、嘘の予言が現実のものとなり……。

それを愛とは呼ばず

著者:桜木紫乃
出版社:幻冬舎
出版年月:2017年10月
定価(税込):737円
プロデュース内容:表紙・帯・POP

ここがオススメ!


世間から必要とされないと感じている2人の出会いから始まるこの物語は多くの人が自分を登場人物に重ねて読んでいくことだろう。しかしその共感が強ければ強いほどこの作品はあなたに衝撃を与える。これは愛なのだろうか?あなたの答えは?

あらすじ


妻を失った上に会社を追われ、故郷を離れた五十四歳の亮介。十年所属した芸能事務所をクビになった二十九歳の紗希。行き場を失った二人が東京の老舗キャバレーで出会ったのは運命だったのか――。再会した北海道で孤独に引き寄せられるように事件が起こる。そこにあったものは「愛」だったのか? 驚愕の結末が話題を呼んだ傑作サスペンス長編。

新装版 頼子のために

著者:法月綸太郎
出版社:講談社
出版年月:2017年12月
定価(税込):924円
プロデュース内容:表紙・帯・POP

ここがオススメ!


愛娘を殺された父親が犯人を殺し自殺をするまでの手記。
そこから思いもよらない衝撃の物語が始まっていく。読む前と読んだ後でこのタイトルに感じるものがここまで変わるとは。。。恐ろしい1冊。

あらすじ


「頼子が死んだ」。十七歳の愛娘を殺された父親は、通り魔事件で片づけようとする警察に疑念を抱き、ひそかに犯人をつきとめて刺殺、自らは死を選ぶ――という手記を残していた。しかし、手記を読んだ名探偵法月綸太郎が真相解明に乗り出すと、驚愕の展開が。著者の転機となった記念碑的作品。長く心に残る傑作!

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