“作品力×企画力”――書店員プロデュース『TSUTAYA文庫』2023年3月のラインアップ

│2023年3月のラインアップ

※展開開始時期は店舗により異なる場合がございます。

戦火のオートクチュール

著者:佐野広実
出版社:祥伝社
出版年月:2023年3月
定価(税込):1,034円
プロデュース内容:表紙・帯・POP

ここがオススメ!


シャネル、ヒトラー、エヴァ・ブラウン…圧倒的リアルで書かれる歴史の中にあった闇、血のスーツの謎から始まる極上の歴史ミステリー! 思いもよらない展開と歴史の事実に思わず驚愕する!!

あらすじ


祖母が遺したのは、血に染まったシャネルスーツだった。遺品の謎を解くため、フリーライターの結城真理は疎遠だった母とフランスに赴く。祖母は第二次世界大戦中、外務省一等書記官の娘としてナチ占領下のパリにいた。その足跡を辿ると、驚愕の事実が。歴史上のある人物を巡る謀略が浮かび上がったのだ。
約80年の時を経て、祖母が胸に秘めていた秘密が明らかに!

ふたたびの虹

著者:柴田よしき
出版社:祥伝社
出版年月:2004年6月
定価(税込):701円
プロデュース内容:表紙・帯・POP

ここがオススメ!


丸の内隅にある、おばんざいメインの小料理屋を舞台にした疲れたときに読みたくなるおいしさ溢れるミステリー。少しづつあかされる女将の過去。
ミステリーとしての完成度も高いオススメの1冊です。

あらすじ


東京・丸の内の片隅にある小料理屋「ばんざい屋」。女将の作るちょっぴり懐かしい味に誘われて、客たちが夜な夜な集まってくる。クリスマスの嫌いなOLの悩み、殺された常連客が心ひそかに抱いていた夢、古い指輪に隠された謎と殺意…。数々の人間模様をからめながら、自らも他人にいえない過去を持つ女将が鮮やかに解決する恋愛&ヒューマン・ミステリーの傑作。

舞璃花の鬼ごっこ

著者:真下みこと
出版社:TOブックス
出版年月:2023年3月
定価(税込):660円
プロデュース内容:表紙・帯・POP

ここがオススメ!


中の人がなにを考えてるかなんてわからない!? SNSで大人気の美少女は自分のファンの中から引きこもりだけを集めとある計画を実行する…。
異常なほどの没入感と共感。そして思いがけないラスト。誰もにおすすめしたい最高のエンタティメントミステリー!

あらすじ


「さあ、”鬼ごっこ”を始めるよ」ある日、SNSで大人気の謎の少女・舞璃花(まりか)が宣言する。号令のもと集う、引きこもりがちなファン4人組。疑似家族として彼らは、ある就活生の人生を台無しにするために動き出す。
執拗なまでのストーキング、なりますし、SNSのデマ情報──彼女をどこまでも追い詰めていく。”鬼ごっこ”の本当の意味とは? 舞璃花の正体は? 正体不明の少女が謀る転落人生ゲーム! その結末にあなたは必ず震える!「悪いことをしたら、裁かれるべきだよね?」

電氣人閒の虞

著者:詠坂雄二
出版社:光文社
出版年月:2014年4月
定価(税込):880円
プロデュース内容:表紙・帯・POP

ここがオススメ!


ラスト2行の衝撃!! この本に書かれている事その全てが伏線!!
最後の最後まで気を抜けない仕掛けがあなたに襲い掛かるとんでもない最恐のホラーミステリー!

あらすじ


「電気人間って知ってる?」一部の地域で根強く語られている奇怪な都市伝説。真相に近付く者は次々に死んでいく。語ると現れ、人の思考を読むという電気人間は存在する!? ライターの柵馬朋康もまた謎の解明に乗り出すが、複数の仮説を拒絶する怪異は、彼を出口の見えない困惑の迷宮に誘う――。ミステリか、ホラーか。ジャンルの枠を軽妙に超越する鮮烈の問題作!

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