笑いに取り憑かれ、“伝説のハガキ職人”と呼ばれた男の半生を映画化した人間ドラマ。
大阪。不器用で人間関係も不得意な16歳のツチヤタカユキの生きがいは、TVの大喜利番組にネタを投稿すること。才能を認められた彼は、劇場の作家見習いになるが…。

樋口由香（小芝風花）は、加賀温泉にある老舗旅館「ひぐち」の一人娘。小学校の時に見たタップダンスに魅了され、上京してタップダンサーを目指したものの現実はうまくはいかず、夢を諦めて実家に戻って女将修行を始めることに。何をやっても不器用な由香は女将修行に苦戦するものの、持ち前の明るさとガッツで奮闘する。そんななか、加賀温泉を盛り上げるためのプロジェクトが発足し、由香は新米女将たちを集めてタップダンスのイベントを開催することになるが……。

同じ美容室で働くむっちゃんとグリコは音楽の趣味をきっかけに意気投合した頃、復縁を迫っているらしいグリコの元彼・モーが美容室に共同不審さMAXで現れる。
後日、グリコはミュージシャン・ナカヤマシューコのライブで旧知のベンジーと再会するが、同行していたむっちゃんがベンジーに一目惚れしてしまい…。