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『母の残像』『テルマ』のヨアキム・トリアー監督がアラサー女性を主人公に、自分に正直に生きることを貫く奔放なヒロインの恋と葛藤を繊細かつヴィヴィッドに描き出した異色のラブストーリー。主演は本作が映画初主演ながら第74回カンヌ国際映画祭でみごと女優賞に輝いたレナーテ・レインスヴェ。共演にアンデルシュ・ダニエルセン・リー、ヘルベルト・ノルドルム。
学生時代はそれなりに成績も優秀だったユリヤ。しかし何になりたいかが決められないまま、次第に焦りと不安を募らせていく。グラフィックノベル作家として成功した年上の恋人アクセルとの良好な関係も、家庭を築きたいという彼の告白に、かえって迷いは増すばかり。そんな時、たまたま紛れ込んだパーティ会場で若い魅力的な男性アイヴィンと出会い、心惹かれていくユリヤだったが…。