これが記念すべき長編デビュー作となる台湾在住のカナダ人監督ロブ・ジャバズによる戦慄のスプラッタ・ホラー。謎のウイルスによってゾンビ化した感染者が、自らの行為に罪悪感を抱きながらも、本能的欲望に突き動かされて人々を襲う惨劇の行方を、過激なゴア描写とともに描き出す。主演はモデル出身のレジーナ・レイと『運命のマッチアップ』のベラント・チュウ。
台湾では未知のウイルス“アルヴィン”の感染拡大が続き、症状が軽微だったことから、いつしか人々の警戒も緩んでしまう。そんな時、ウイルスが突然その本性を現し、感染者が意識を残したまま凶暴化し、欲望のままに残虐行為を重ねていくようになる。街が一瞬にして地獄と化す中、病院に避難した恋人のカイティンを助けるため、血と暴力であふれ返る狂気の街に飛び込んでいく青年ジュンジョーだったが…。