“惑星レッドムーン”落下まであと7日―― 重力崩壊！ディストピア化した地球に迫る惑星衝突の危機！ 人類の希望は、ひとりの男に託された―― 逃げ場ゼロのSFサバイバル！ シッチェス・カタロニア国際映画祭（ファンタスティック・コンペティション部門）最優秀作品賞ノミネート。世界各国の映画祭で大絶賛されたフランス発SF短編の長編化！

突如現れた巨大生命体から放たれたエイリアンたちによって、地球が侵略されてから20年。地下で暮らす人間たちの決死の反撃を描く。フイ・ユ監督、リン・シャオスー主演によるSFパニック・アクション大作。

「友へ チング」のユ・オソンと「火山高」のチャン・ヒョクの共演で贈るノワール・アクション。大規模開発に沸くカンヌン（江陵）を舞台に、義理を重んじる昔気質の地元ヤクザと、開発利権を狙って現れた手段を選ばぬ非情な男が、周囲を巻き込みながら繰り広げる壮絶な抗争劇の行方を描く。

「RAW 少女のめざめ」のジュリア・デュクルノー監督による第74回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。頭にチタンプレートを埋め込まれた女性が辿る戦慄の運命を、過激な描写を織り交ぜつつ独創的な筆致で描き出していく。

幼い頃に交通事故で頭部を負傷し、頭蓋骨にチタンプレートを埋め込まれたアレクシア。以来、“車”に対して異常な執着を抱くようになっていた。ある日、追われる身となり逃亡を図る彼女は、少年の姿となって孤独な消防士ヴァンサンの前に現れる。ヴァンサンはアレクシアを10年前に失踪した息子と思い込み、2人は奇妙な共同生活を始めるのだったが…。

一見幸せそうな家族の中で抑圧された感情をため込んでいく思春期の少女を主人公に、ひょんなことから彼女の闇の心が具現化し、思いもよらぬ災厄が引き起こされる恐怖を、予測不能の展開で美しくもグロテスクに描き出したフィンランド発の不条理ホラー。

北欧のフィンランド。両親と弟と家族4人で、広くて奇麗な家に暮らす12歳の少女ティンヤ。体操クラブに所属する彼女は、家族の幸せな姿を撮影してはSNSで公開することに夢中な母親の期待を一身に背負い、大会で良い成績を残すために辛い練習に耐える日々。そんなある日、森で奇妙な卵を見つけた彼女は、そのまま家に持ち帰ると、家族に内緒で卵を温め始めるのだったが…。

「アンチヴァイラル」のブランドン・クローネンバーグ監督が、特殊な装置で第三者の脳内に潜入して意識を乗っ取り、遠隔で殺人を実行する女暗殺者を主人公に描くSFホラー。ミッションに狂いが生じ、相手の脳内から抜け出せなくなった主人公の運命を、CGを排したこだわりのバイオレンス描写とともにスタイリッシュかつグロテスクな筆致で描き出す。

殺人を請け負う企業で働くベテラン暗殺者のタシャ。暗殺の方法は、特殊な装置でターゲットの身近な人間の脳内に入り込み、意識をコントロールして暗殺を実行させた後、タシャ自身は乗っ取った人間を自殺に追い込みそこから“離脱”するという、完全な遠隔殺人だったが…。

貯蔵庫にはガラクタばかり。協力者は、幼い娘だけ。機転と執念をフル稼働して、密室から脱出しろ!!
“最高の未製作脚本”を表彰する「ブラックリスト」2019年にランクインした脚本を、『トリプルX：再起動』『イーグル・アイ』などのヒットメーカー、D・J・カルーソー監督最新作が完成させた。子供たちを守る母親に扮するのは、レイニー・クアリー。共演は「バッファロー‘66」のヴィンセント・ギャロ。妖しい雰囲気は健在で、母親を追い詰める狂気の男を演じる。狂った男たちと対峙する母親に、勝機はあるのか。戦慄のスリラーが幕を開ける―。