ゾンビが人間に一目惚れ! イケメンゾンビにキュンとする一味違ったラブコメ映画!『ウォーム・ボディーズ』

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│『ウォーム・ボディーズ』

―イケメンゾンビが世界を救う―

<あらすじ>
ゾンビとニンゲンが敵対する近未来―。ゾンビ男子Rは、ある日、襲撃するはずのニンゲン女子ジュリーにひと目ぼれをし、助けてしまう。最初は恐れをなし、徹底的に拒絶していたジュリーも、Rの不器用全開な純粋さや優しさに次第に心を開きはじめる。出会ってはいけなかった、けれど、うっかり出会ってしまった二人の恋。それは、最終型ゾンビの“ガイコツ”軍団、そしてニンゲンたちのリーダーでもあるジュリーの父親にとっても許されるものではなかった!彼らの恋は、ゾンビの死に絶えた“冷たい”ハートを打ち鳴らすことができるのか!? そして、終わりかけている世界に、もう一度“温かな”希望をよみがえらせることができるのか!?(Filmarksより)

│他のゾンビ映画とは違う、ゾンビ視点のストーリー

『バイオハザード』『ショーン・オブ・ザ・デッド』などゾンビ映画は数多あれど、基本的には「ゾンビ世界で生存者がどう生き残るのか」に焦点が当たっていますよね。
ところが本作はゾンビ側の視点から始まり、メインはあくまで「ゾンビのRの行動」なのです。 例えば、ゾンビ映画でよくみられる1人行動ではなく集団でゾンビが一気に来るパターン。これはR曰く、生存者にヘッドショット(ゾンビにとって即死攻撃であることが多い)されないために的を絞られないようにしているのだとか!

意外と頭脳派なゾンビたち。 他にもゾンビたちは呻いてしかいないと思っていたら、ちゃんと「う゛〜〜〜」とか「あ゛〜〜〜」で会話をしているという。しかもRには”親友”と呼ぶ仲良しのゾンビ仲間がいるのです…なんてかわいいんだ!

│見た目は怖いが見れば見るほど好きになるRとその仲間たち

人間のジュリーに一目惚れをして、なんとか仲良くなりたくて、ゾンビの溜まり場になっている空港のマイホームに連れて帰ってしまうR。 そんな状況でジュリーはゆったりできるはずもなく、脱出をしようと何度も抜け出すがその度にRに助けられ、その姿を見ていた周りのゾンビたちも何かを感じていく。特に仲良しの”親友”がいいやつすぎるのです。その姿をぜひみてほしいです。

│ゾンビと共闘!? 新しい仲間としてのゾンビとは

Rの一目惚れから始まり、そのお互いを思い合う気持ちはゾンビ側、人間側双方に良い影響を与えていきます。
ストーリー自体は98分とコンパクトさもありながら、ラスト10分はゾンビ映画らしからぬ微笑ましさを感じられる本作。「ゾンビは怖いもの」という通念を覆すシーンが盛り沢山です。

ゾンビ世界において一番頼もしい存在はロケットランチャーでも手榴弾でもなく、ゾンビ彼氏なのではないでしょうか!


ウォーム・ボディーズ

製作年:2013年
監督:ジョナサン・レヴィン
出演者:ニコラス・ホルト、テリーサ・パーマー、ロブ・コードリーデイヴ・フランコ 他

septmersfilms

【Editor】septmersfilms

三度の飯よりホラー好き。ホラーがないと夏が始まらないと思っている。たまにおしゃれ映画・アニメーションも嗜むが、基本的にゾンビ映画をみることで心を癒している。Twitterでは映画以外にも本業のマーケティング関連記事もつぶやきます! ぜひチェックしてください!

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