本格派アクションとクスッと笑えるコメディで爽快! 疲れた夜に観たい『ナイト&デイ』

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│ナイト&デイ

ワイルドな誘惑。スイートな衝撃。

<あらすじ>
平凡な女性ジューンが空港で出会った、とびきり笑顔が素敵な男性ロイ。しかし、恋の予感は一瞬にして怒涛のパニックへと変わり、ジューンは嵐のような大事件に巻き込まれていく。ミステリアスなロイの背後には、巨大な陰謀の影が…。しかも、この予測不能で危険なロイと行動を共にすることだけが、ジューンに残された生き延びる方法だった―。

│キャストの持ち味が炸裂! キュートな姫とクールな騎士(ナイト)がはまり役!

『メリーに首ったけ』や『チャーリーズ・エンジェル』シリーズでお馴染みの、ちょっと天然でキュートなキャラクターがハマり役のキャメロン・ディアス。男性のファンはもちろんのこと、女性からも根強い人気がありますよね。
今回も少し年齢を重ねて自信を無くしてはいるものの、まだまだ天真爛漫で男性を翻弄するキャラクターは健在でした。彼女のプラチナブロンドとブルーの瞳はいつまでも魅力的です。

そしてその相手役は、挙げ出せばキリがないほど数々のアクション映画で主演を務めるトム・クルーズ。
(私は特にトム主演作では『コラテラル』が大好きです。この記事はまたどこかで必ず書きます!)
今作でも爆発する現場を背景にクールなキャラクターが決まっています。

さらに、『ルビー・スパークス』や『リトル・ミス・サンシャイン』に出演するポール・ダノはオタク感満載な役をさせたらピッタリです。長身で線が細く、どこか頼りなさそうな彼はいい味を出しています。

そんな主役たち全員の持ち味を余すところなく発揮しているのがこの『ナイト&デイ』です。
アクションあり、コメディあり、そしてロマンスも…。109分と決して長くはない尺の中で、テンポよく展開するストーリーはサクッと面白い作品を見たい時にピッタリです。

│ロマンス要素も満載、アクション映画が苦手な方にも観てほしい!

出会いは空港から。トム演じるロイと偶然(?)ぶつかったことで意識し始めるキャメロン演じるジューンは、あれよあれよと同じ飛行機に乗り、通路を挟んですぐの位置に着席。話せば話すほどロイに惹かれるジューンは一旦お手洗いに逃げ込みます。
「なんて素敵なの~!」「ここを出たらすぐにロイにアタックするのよ」と、ドキドキしながらジューンは独り言を言って、自分を勇気付けています。その間に、バレないように敵をバッタバッタと倒していくロイとの対比がこの作品の他にはない面白さがあります。
敵の頭を容赦なくお手洗いの扉にバンバン打ちつけるロイ。「入ってまーす」とのんきに返事をするジューン。必見です。

特に好きなポイントはアクション中のロイの冷静さとお茶目さです。
敵からどんなに狙撃されようとも、車で逆走しようとも焦らない上に、ちょいちょいジューンを褒める姿勢がかっこ良く魅力的です。
と、思ったら「俺が一緒にいるのと、いないのとじゃ生存できるレベルがこんなに違うんだぞ」と言い張っている姿は子どもっぽくもあります。ギャップ萌えというやつですね。

他にもスパイもの映画の魅力といえば、国と国をまたいで次々と変化する舞台転換は本作でも行われています。
アメリカにいたと思ったら、オーストリアへ。南の島へ行ったかと思いきや、スペインへ…。
最後のスペインの街をバイクで爆走するシーンは、街並みの美しさとアクションに見惚れてしまいます。

アクションばかりが続く映画はちょっと苦手だな、と感じている人にもきっと楽しんでいただけるはずです!ぜひご鑑賞ください!


ナイト&デイ

製作年:2010年
監督:ジェームス・マンゴールド
出演:トム・クルーズ、キャメロン・ディアス、ピーター・サースガード、ヴィオラ・デイヴィス、ポール・ダノ ほか

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【Editor】septmersfilms

三度の飯よりホラー好き。ホラーがないと夏が始まらないと思っている。たまにおしゃれ映画・アニメーションも嗜むが、基本的にゾンビ映画をみることで心を癒している。Twitterでは映画以外にも本業のマーケティング関連記事もつぶやきます! ぜひチェックしてください!

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