【インタビュー】日向坂46 上村ひなのが表題曲で初センター! 王道のアイドルソングです
――10thシングル「Am I ready ?」は、三期生の上村ひなのさんがシングルの表題曲で初のセンターを務める楽曲です。
加藤史帆:今回の曲はまさに、ひなのがセンターを務めるというところが1番のポイントです。フロントメンバーが二期生と三期生で構成されていて、その後ろに一期生がズラッと並んでいるというちょっと珍しいフォーメーションもご注目いただきたいです。
佐々木美玲:私は個人的に、ひなのにちょっとレトロなイメージがあって。今回の曲もそんなひなのに合わせたどこかレトロっぽい曲調で、歌詞もすごくかわいらしい。歌っててキュンキュンします。
河田陽菜:本当にピュアなラブソングで、私は“自信を持って もう一踏ん張り”という歌詞がお気に入り。恋愛はもちろん、普段の生活の中でもパワーをもらえるフレーズだと思います。
丹生明里:サビの入りがすべて“Fu Fu Fu Fu Fu”という歌詞で、“Fu”を5回繰り返すんです。耳に残るのでぜひ一緒に口ずさんでもらえたらうれしいなと思うし、その“Fu”の口の形が“キスのタイミング”というフレーズともリンクしてて素敵だなって。
加藤:テレビの歌番組で披露するのも楽しみ。メンバーがどんな口や表情で“Fu”を表現するのか見てもらいたいです。
―― MVのコンセプトや見どころを教えてもらえますか?
河田:ひなのの好きなモノが詰まった頭の中を表現したような、ちょっと宇宙っぽい世界観です。カラフルで、すごくキャッチー。
加藤:テーマは“カオス”。衣装が全員バラバラで、しかも今まで着たことがないようなテイストになっているんです。セットには、ひなのの好きなラムネの大きいオブジェやうさぎも登場します。
丹生:髪型も衣装に合わせてはっちゃけていて、全員、今までのMVなどではしたことのないヘアスタイルだと思います。今回はカメラマンさんや照明さんが韓国から来てくださって。カメラワークも今までと違い、すごく新鮮でワクワクしました。
佐々木:ひなのが宇宙に飛んでいくシーンもあるよね。
丹生:映像ではふわって浮いてる感じになってると思うんですけど、現場ではワイヤーで吊られてて。あれはビックリした(笑)。
加藤:とにかく盛りだくさんの内容で映像もすごくきれいだと思う。何度も見たくなる “カオス感”を楽しんでいただきたいです。
―― 振り付けはどんな感じに仕上がっていますか?
河田:うさぎの耳のように伸ばした手をくるって回す振りがあるんです。それが本当にかわいい!
佐々木:メイクをモチーフにしている振り付けもあって、小指でコスメのパレットから色を取って塗るような動きを表現しているんですが、TikTokとかでいろんな人に広がったらいいなって思います。
―― 先輩の皆さんが上村さんに期待することもお聞きしたいです。
佐々木:ひなのは三期生曲ではよくキャッチーな曲を歌ってて、キラキラすごく輝いているなって。今回センターに立って、そのキラキラをより多くの人に見ていただけたらいいなと思います。
丹生:普段から、パフォーマンスしていないときも“アイドルだな”って思う瞬間が多いんですよ。そんなザ・アイドルひなのにピッタリな表題曲を全国、いや全世界の皆さんにお届けしたいです。
河田:かわいさはもちろんありつつ、いつも真っすぐで一生懸命で、そこもすごくカッコいい。ひなのの笑顔は本当に最強なので、皆さんがキュンキュンするようなスマイルを見てもらいたいです。
加藤:加入したときは中3で、あんなに小さかったひなのがセンターになるまでに成長して外見も大人っぽくなって。みんなが妹みたいにかわいがっているので、本当に感慨深いです。あと、ひなのの “プリッ、プリッ”って音が聞こえそうなダンスもポイントかな。
丹生:お尻がとってもかわいいんだよね(笑)。
加藤:“プリッ”って聞こえたら“あ、日向坂46だ”って思ってもらえたら(笑)。王道のアイドルソングを楽しんでいただきたいです。
一言メモ
この夏日向坂46でやってみたいことは、メンバーと貸し切りのプールで泳ぐことだそう。
INTERVIEW & TEXT:YUKIKO KAWAKURA
PHOTO:MICHIKO KISEKI