【インタビュー】日向坂46 11thシングル「君はハニーデュー」リリース!!
(左から)金村美玖、藤嶌果歩、正源司陽子、加藤史帆
――新曲「君はハニーデュー」は、選抜制度になって初のシングル。四期生の正源司陽子さんが初の表題曲センターを務める1曲です。
正源司陽子:センターと聞いたときは驚きでいっぱいでした。四期生が表題曲に初参加するタイミングで、そんな大役を任せていただけるとは思っていなくて……。心配や不安もあったんですけど、振り返れば多くの優しい先輩や同期のメンバーが支えてくれているので、楽しんでセンターを務められたらと思います。
加藤史帆:みんなが陽子を全力でバックアップするよ♪
正源司:ありがとうございます! うれしいです。
――楽曲を初めて聴いたときの印象はいかがでしたか?
藤嶌果歩:私は「ハニーデュー」という言葉をそもそも知らなくて。調べたらメロンの名前ということが分かって、おぉ、今回は果物がテーマなんだ、と。全体的にポップでかわいらしい歌詞で、特にフルーツの名前が連続で登場するところがお気に入りです。
正源司:私はもともとメロンがすごく好きなんです。恋する主人公の気持ちが「ハニーデュー」というワードで表現されていて、その甘い感じもステキだなって思います。
金村美玖:私もこの曲に出会うまで「ハニーデュー」を知らなかったのですが、聞くところによると6月頃が最盛期みたいで。リリース時期と近いのでピッタリだし、個人的に「ハニーデュー」は日向坂46らしさを感じられるフルーツでもあるのかなって感じます。
加藤:改めて思ったけど、秋元(康)先生って本当に物知り! 去年から日向坂46はいろんなカラーの楽曲をみせてきたけど、この爽やかで勢いのある感じは、ある意味原点というか。選抜制度という、今までと違う状況でもこういう曲をしっかり届けていけたらいいよね。
――レコーディング時の印象的なエピソードを教えてください。
正源司:歌が始まる前にまず「イェーイ!」というセリフのようなパートがあるんです。そこがすごく自分っぽいなと思ってやらせていただきました。私、楽屋ではうるさい一面があるので(笑)。1曲通して、すごく楽しくレコーディングすることができました。
藤嶌:歌っていて、自然と明るい気分になる曲です。
――MVの撮影エピソードも教えてください。
藤嶌:学校でのロケは、廊下で踊るシーンが印象的でした。先輩方とMV撮影をしていることが不思議というか、夢見心地でした。
加藤:ラストサビは、横浜・みなとみらいのビルの屋上で撮影しました。そこは、私たちが“ けやき坂46”としてリリースした1stアルバム『走り出す瞬間』の「期待していない自分」という曲のMV撮影でも訪れた場所。ただ、メンバーは大きく変わっていて、エモーショナルな気分になりました。
金村:今回、サビが全て違う振り付けなんです。新しい日向坂46を見せるという目的もあって、バリエーションに富んだダンスに挑戦しているので、見応えのあるMVになっていると思います。
――先輩のおふたり(加藤、金村)から見た、正源司さんの現場でのセンター感はどうでしたか?
加藤:MV撮影中、陽子はずっと全力で。監督の指示一つひとつに一生懸命応えようとしていました。私たちも応援してたよね。
金村:遠くから「陽子、大丈夫だよー」って声を出して。
加藤:「陽子、頑張れ~!! 」って、運動会の親のように(笑)。
正源司:聞こえてました! 皆さんの励ましのおかげで、私もやり遂げることができたって思います。本当にうれしかったです。
―― c/wには一期生・齊藤京子さん含む全員曲が収録されます。
加藤:MVがとにかく感動するんです。一期生から四期生まで仲間がどんどん増えていって、最後に京子がバイバイするというストーリー性のある展開。撮影中は京子が泣いちゃう一幕もあって。
正源司:私も感動して泣きそうになりました。
藤嶌:四期生からみても、愛のある涙っていうのがすごく伝わってきて。その場に居合わせることができてうれしかったです。
金村:卒業の日は、笑顔で送り出せたらなって思います。
INTERVIEW & TEXT:YUKIKO KAWAKURA PHOTO:MARUKA ICHIMURA
一言メモ
日向坂46でバナナジュースとアサイーボウルが流行中。健康ブームが来ているそう。