【インタビュー】乃木坂46シングル「チートデイ」ー表題曲としては久しぶりに 制服が似合う曲になっています
(左から)小川彩、池田瑛紗
――36thシングル「チートデイ」で、5期生のお2人がフロントメンバーに選ばれました。
池田瑛紗:私は去年の33rdシングル「おひとりさま天国」で初めて表題曲の選抜メンバーに選んでいただき、その後もいろんなポジションで活動させてもらってきました。今回は、フロントメンバーというまた新たな“場所”をいただけたということで、これまで得た経験を生かしつつ、“5期生も乃木坂46を引っ張っていくんだ!” という前向きな気持ちで頑張っていきたいと思います。
小川彩:私は今回が初めての選抜で、しかもフロントメンバーに選んでいただけたことに正直驚いています。どんな反応をされるんだろうという不安もありましたが、発表の直後から先輩や同期が「うれしい!」と声をかけてくれて。まるで自分のことのように喜んでくださったことが泣けるぐらいうれしくて、メンバーの愛を感じました。
――センターは同じく5期生の井上和さん。お2人がその両翼を担い、また新たな風を感じるフロントになっていますよね。
池田:前回のシングルが、3期生・山下美月さんがご卒業されるタイミングの記念の1枚で。グループの印象も少し変わったものになる気がしています。
小川:2回目のセンターを務める和をはじめ、3年間いろいろと頑張ってきた5期生が9人選抜入り。たくさん選んでいただいたからには先輩に甘えてばかりではいられないというか、自分たちからどんどん積極的に活動していかなければ…という意識が大きくなっています。
――「チートデイ」の楽曲の印象はいかがですか?
池田:ラップから始まる夏にピッタリの1曲になっているんじゃないかと思います。ライヴでファンの皆さんと一緒に楽しみたいです。
小川:ノリノリなんだけど、どこか爽やかさも感じる夏の曲だなって。そこが乃木坂46らしいと私は感じました。“制服”などの青春っぽい言葉が詰まったフレーズや、“ Hey(Hey)~”という、ファンの方たちがコールしやすそうなパートもお気に入りです。
池田:表題曲としては久しぶりに制服が似合う曲なんじゃないかって。5期生の中で、先日そういう話が出ていました。
――レコーディングは順調でしたか?
池田:最初のラップはかなり苦戦しました。色々な歌い方をチャレンジして最後にもう一度録り直したら、メンバーの気分がノッていたこともあって全然違う感じになったんです。「すごい良くなってる!」とみんなで喜びました。
小川:ラップ自体に私たちがそもそも慣れていなくて、“YOYO”感って言うんですかね(笑)? それを最初はうまく表現できなかったんです。でも、どんどんテンションを上げていったら、最後にはライヴをしてるみたいな感覚でレコーディングできて、楽しかったです。
――好きな歌詞があれば教えてください。
池田:“春色通学路”です。なんだか情景が浮かぶなって。見ているだけでかわいい五文字だなって思います。
小川:私は四字熟語の“初志貫徹”。吹奏楽の部活をやっていたときに、この言葉が部室に貼ってあったんです。みんなのスローガン的な感じで。個人的に思い入れのある、見慣れた言葉だったので、歌詞の中にあったときに“お!”って思いました。
――最後は“チートデイ”にちなんだ質問です。お2人が休日に好きなことをして過ごすなら何をしますか?
池田:アラームをかけずにいっぱい寝たいです(笑)。
小川:私は休日も予定をつめたいタイプ。朝から散歩をしてカフェでご飯を食べて、美容院に行ってドラムをやって…というような、自分の趣味をやり尽くす1日がいいですね。幸せです。
池田:この2人で過ごすならテーマパークがいいな。彩がよく行ってるって話を聞くから、いつか一緒に行きたいと思ってて。
小川:行きたーい! それか遠出するのも楽しそう。北海道とか。
池田:いいね。彩は最年少だけどすごくしっかりしていて頼もしい。アクシデントが起こったら年上の私の方が頼っちゃいそう。
小川:心の中では動じてるけど、顔に出ないだけなんです(笑)。
INTERVIEW & TEXT:YUKIKO KAWAKURA PHOTO:MARUKA ICHIMURA
一言メモ
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