美しさを超えた再現。限りなく原画に近い複製原画!『プリモアート(R)』【TSUTAYAの名物企画人“仕掛け番長”のススメ】

│今回は作品ではなく商品について紹介!プリモアート(R)について!

漫画の1つのコマや1枚絵の凄さに心を奪われそこから目が離せなくなることは無いだろうか?

私は最近だと『僕の心のヤバイやつ』を読んでいて3巻のとあるシーンで時間を忘れてしまうほど1コマに見惚れ目が離せなくなった。
気が付くと10分以上時間が経っており驚いたのを覚えている。

谷口ジロー先生の『歩くひと完全版』という1冊は装丁カバーから繊細なイラストと美しい色彩に目を奪われる。
印刷にトコトンまで拘った事が1ページ1ページからも感じられ、読んでいるだけで涙が流れてくるほど心が揺らされるのだ。

私は漫画の読み方が紙から電子書籍へと移り変わっていく中で、こういった要素がどんどんとなくなってしまうように感じている。
電子はその性質からどうしても画質に上限が生まれてしまう。
また、印刷する紙やそもそもの印刷技術者の手による著者のタッチをいかした表現や色彩などを楽しむこともなくなってしまうだろう。

これはイチ漫画好きとして、そしてこの業界に関わるものとして非常に大きな悩みだった。
それを私は漫画の魅力の一つとして絶対に欠かしてはいけないものであると思い色々考えている中である技術に出会った。
それが「プリモアート(R)(ハイクラス)」。

│これで自分の好きな作品で出来たならば…。100%買う!! 飾る! 欲しい!!

プリモアート(R)自体は元々知っていた。
とても綺麗な複製原画のそれは、色々な作品のイベント物販やネット予約で知っていたし、何度か目にする機会もあったのだが、個人的には少し曇りが感じられ引っ掛かる部分があり、購入までには至らないでいた。
それとこの「ハイクラス」が少し違ったのは、プリモアート(R)の上位にあたるこの印刷方法は美しくではなく「原画に限りなく近い」複製印刷であるという事だ。
10色を使い1色1色印刷技術者(もはや職人!!)が組み上げ作られたそれは、原画に限りなく近いものになっていた。
調べていくとこの「プリモアート(R)(ハイクラス)」は色々な展示会の展示物やルノアールなど絵画の複製絵画制作に使われている技術であることもわかり、そのいくつかを実際見て見たのだが、繊細なタッチの表現などまで再現するこれならば、漫画の1枚1枚の凄さを最もいい形で表現できるのではと心が躍った。
例えばこれで自分の好きな作品で出来たならば…。100%買う!! 飾る! 欲しい!!

この「プリモアート(R)(ハイクラス)」を著者さんや編集さん、漫画関係者の方に見せると、ほとんどの方が私と同じ反応を見せテンションを上げていただけた。

なかなか時間がかかったがようやくこの冬「プリモアート(R)(ハイクラス)」が受注生産という形で漫画ファンに届ける事が出来る。
また5店舗では展示も行いこの「プリモアート(R)(ハイクラス)」の実物を鑑賞いただけるようになっている。

もし気になった方はぜひ直接この「再現度」を楽しんで欲しい。

購入はこちら

ちなみに漫画全巻を最高の画質表現で楽しめる「全巻一冊」というデバイスがある。
なんと電子であるにも関わらず、その画質へのこだわりからダウンロードではなくカセット(SDカード)での販売をしている。
電子ペーパー&超高画質で著者の繊細な表現を作品全巻にわたり楽しむことが出来る。
こちらの没入感は半端なく、時間が恐ろしいほど感じられなくなるほど漫画を楽しめるので非常にオススメだ。

12月には新刊として「幽☆遊☆白書」が発売される。
もし気になった方はこちらもぜひ体験して欲しい。

「全巻一冊」の詳細はこちら

(※外部サイトへリンクします)

(文:仕掛け番長)

“仕掛け番長”栗俣力也

【コンシェルジュ】仕掛け番長

栗俣力也(くりまた・りきや)。TSUTAYA IPプロデュースユニット 企画プロデューサー。
TSUTAYA文庫、コミック、アニメグッズの企画を担当。10年以上のキャリア持つ書店員でリアル店舗からヒット作を次々と生み出す事から仕掛け番長と呼ばれる。人生のバイブルは『鮫島、最後の十五日』

Twitter(@maron_rikiya)

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