ヴァン クリーフ&アーペルが支援する「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」

ジュエリーの世界は長い間、限られた人々だけがアクセスできる神秘的な領域でした。その閉ざされた扉を広く一般に開いたのが「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」です。
2012年、ハイジュエリーメゾンであるヴァン クリーフ&アーペルの支援によりパリに設立されたこの学校は、ジュエリー文化の普及と理解促進を使命としています。

レコールの特徴は、誰でも参加できることにあります。ジュエリーに関する事前知識や技術は一切不要で、純粋な好奇心さえあれば、この魅惑的な世界への旅に出発できます。講義や対話セッション、展覧会など様々な形で、宝石の神秘から職人技の奥深さ、ジュエリーの芸術的価値まで、多角的に学ぶことができます。

レコールは現在、パリ、香港、ドバイ、上海に常設キャンパスを構え、さらに日本やアメリカなど世界各国を巡回しながら講義やイベントを開催しています。創立以来、40か国以上から3万人を超える人々がレコールのプログラムに参加し、ジュエリーの魅力を発見しています。

今回、TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHIにおいてもそのトークイベントが開講されることになりました。


│レコールトークイベント「ジュエリー芸術に咲く花々」

花々の豊かな世界は、古くから宝飾デザイナーたちに無限のインスピレーションを与えてきました。4月25日にTSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHIで開催されるトークイベントでは、17世紀から現代に至るまで、ジュエリーに咲き続ける花のモチーフの魅力的な旅にご案内します。

花々のテーマはレコールを支援するヴァン クリーフ&アーペルにとっても重要なモチーフになっています。1906年の創業以来、ヴァン クリーフ&アーペルはフローラ(植物相)がくりかえす変容に魅了され、尽きることのないインスピレーションの源として「自然」に目を向けてきました。
植物の世界に新たな命を吹き込み、万物を生まれ変わらせる自然の力。メゾンはその不思議に心を奪われました。花開く庭園の豊かさと共鳴する作品の中で、植物が持つ無限の形とニュアンスを再現し、軽やかなブーケや愛らしく野に咲く草花を表現することで、あふれる生命力と詩情を宝石に宿らせています。

レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校の学長のリーズ・マクドナルド氏と歴史学者・宝石学者・ヴィンテージジュエリー専門家かつレコール講師のパトリシア・ジルカ 氏が、時代を超えて愛され続ける「花」の表現に焦点を当て、その歴史的変遷と芸術的価値を紐解きます。バロック時代の装飾的な花のモチーフから、アール・ヌーヴォー期の自然主義的なアプローチ、そして現代のヴァン クリーフ&アーペルによる革新的な解釈まで、宝飾芸術における花の表現は常に進化を続けてきました。このトークでは、貴重なアーカイブ写真や実例をもとに、宝飾表現の奥深さを探ります。花の生命力と美しさを宝石に閉じ込める技法とはどのようなものでしょうか。

宝飾品に関心のある方だけでなく、花や自然の美、歴史や芸術に興味をお持ちの方にも新たな発見がある内容です。専門知識は一切必要ありません。どなたでも気軽にご参加いただき、咲き誇るジュエリーの世界を一緒に楽しみましょう。


│イベント概要

日時:4月25日(金) 19:00~20:00(開場18:45)
場所:TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI 3F SHARELOUNGE
参加費:1,000円(トートバッグ・ノートブック付き)
定員:60名
日本語同時通訳付き

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