夜にはいた白い息のあたたかさ
ファーストアルバムのリードトラック。なんとなく冷たい夜の空気を感じたくて、考え事をしながらあてもなくただただ歩く。最初と最後にリフレインするシンセの旋律が、答えにたどり着きそうで、でもたどり着かないもどかしい気持ちを思い出させてくれます。
シンプルで流れるようなメロディや、どこか遠くから聴こえてくるようなボーカルが特徴のThe fin.。 夕暮れから夜にかけて聴くと、ノスタルジックな気持ちになれるので、オススメです。 (NIDO)
J-POP J-ROCK ツタロック ツタロックフェス2015 fin
view
ファーストアルバムのリードトラック。なんとなく冷たい夜の空気を感じたくて、考え事をしながらあてもなくただただ歩く。最初と最後にリフレインするシンセの旋律が、答えにたどり着きそうで、でもたどり着かないもどかしい気持ちを思い出させてくれます。
全体を通してとてもシンプルな音で構成されたこの曲。クリスマスソングの鈴に似た音が規則正しく鳴リ続けていて、ぽつぽつ降ってきた冬の雨が静かに自分を濡らしてゆくような感覚が心地よくひろがります。
彼女とは何も分かち合えないとわかった、という切ない曲なのですが、軽快なギターカッティングと明るめな曲調により悲壮感はなく、「そういうこともあったな」と昔のことを思い出して懐かしんでいる、そんな感じがします。
The fin.の曲は、どこかの風景を思わせるものが多いのですが、この曲がまさにその代表格。水面のきらめきのようなシンセに、ギターとハイトーンボイスが重なって、海に広がっていく光が見えてくる、美しい音楽です。
高音が多いThe fin.の曲の中では珍しく、落ち着いた低めのギターから始まります。サビも静かに過ぎていって、まさに柔らかい光が次第に消えていくよう。最後のシンセの音が消えた頃には、切ないけれどあたたかい、なんとも言えない気持ちが残ります。
※紹介してる商品は店頭/ネットに在庫が無い場合があります。
PVの数に応じて在庫取扱いも検討していく予定です。