恋より仕事に生きてきたケイトが出逢ったのは時代錯誤なファッションに身を包んだロマンティスト、レオポルド。１９世紀からタイムスリップしてきた公爵だという彼は、彼女がこれまで出逢ったことのない、全身全霊で女性を愛し守ってくれる、まさに白馬に乗った王子様だった。一方、本当に愛せる人にめぐり逢えないままお家の事情で結婚相手を決めねばならぬ状況にあったレオポルドも、自由に自分を表現することのできる新しいタイプの女性、ケイトに想いを寄せていく。はたしてふたりは時を越え、永遠の愛を手に入れることができるのか…。すべての女性があきらめたふりをしながら心のどこかで待ちつづけている、本物の恋。運命の奇跡をもう一度信じたくなる究極のロマンティックラブ・ストーリー。