リリース日
「事象そのものへ」という現象学の理念を社会学研究において実践した世界的名著。日常を生きる普通の人びとの視点から、日常生活世界の「自明性」を問うことで社会的現実のありようを考察する「現象学的社会学」の全貌が、本書により明らかにされる。ウェーバーの「理解社会学」とフッサールの「自然的態度の構成的現象学」を引き継ぎ発展させた最晩年のアルフレッド・シュッツは、その研究を集大成すべく試みたが、惜しくもその途上で没した。その後、シュッツの遺した膨大な資料をもとに、高弟トーマス・ルックマンが加筆・編集して完成させた画期的論攷。待望の本邦初訳。
出版年月: | 2015年11月 |
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出版社: | 筑摩書房 |
ISBN-10: | 4480097058 |
ISBN-13: | 9784480097057 |
著者: | アルフレッド シュッツ 、 アルフレッド・シュッツ 、 トーマス・ルックマン |
監訳: | 那須壽 |
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