綾辻行人による学園ミステリー・ホラー小説で、前年には実写映画化もされた『Another』を原作としたテレビアニメーション。監督は「BLOOD-C」「侵略!? イカ娘」の水島努、シリーズ構成と脚本は「真・女立喰師列伝」「ケータイ捜査官7」の檜垣亮、キャラクターデザインと総作画監督は「ギルティクラウン」の石井百合子が担当した。呪いをかけられたクラスに起こる惨劇と、呪いを止めるために奔走する少年少女の姿を描く。
中学生の榊原恒一は、父の海外赴任と自身の病気療養のため、祖父母の家がある夜見山市に引っ越してきた。夜見山北中学校の3年3組に転入した恒一は、同じクラスの見崎鳴に興味を持つが、彼女はただ一言「気をつけたほうがいいよ」と告げるのみ。恒一に優しく接する他のクラスメイトたちは、彼女についていっさい触れようとしない。そんなある日、学級委員の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げた。それは3年3組にかけられた呪いの始まりに過ぎなかった。