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五味川純平の同名ベストセラー小説を、小林正樹が全6部で描ききった超大作。本作はその最初のエピソードとなる。昭和十八年。戦争を嫌い妻を愛する梶は、招集を免除してもらう代わりに、満州の鉱山で労務管理を行うことになった。しかし現場では現地人に過酷な労働を強制し、さらに彼らの報酬を勝手にピンハネして私腹を肥やす現場監督がいた。梶は労働環境の改善を図り、鉱山は目標であった生産増強を達成することができた。しかし今度は“特殊工人”と呼ばれる中国人捕虜600人が送り込まれ、電気の流れる鉄条網の中で労働させることになった。