結成からわずか半年で２億円の収益を上げ業界を震撼させた史上最強のパチプロ集団・梁山泊。その名声と実力に憧れ、軍団の門を叩く者は後を絶たない。ある日、パチンコホールを攻める梁山泊の前に土下座して入門を乞う男・伊東が現れる。浪花の哲に憧れる伊東はリーダーに直談判を試みたのだ。妻子ある身ながら公務員という職を捨てた伊東に只事ならぬ気迫を感じたリーダーは入門試験を許可する。「ただし、浪花の哲はもうここにはおらんで」リーダーの言葉にショックを受ける伊東。リーダーは、梁山泊の戦列を離れラーメン店を営む哲のもとを訪ね、伊東へのコーチを依頼。快諾する哲。入門試験まで２週間、哲と伊東の梁山泊流特訓が始まる。