街から街へと渡り歩き、殺した女の肌を剥ぎ取ることを生き甲斐とする殺人鬼＝デニス・スキナー。彼が次に狙った獲物は、小さな下宿屋の若妻＝ケリーだった。ホテルを探す好青年を装い、まんまと部屋に住み着いたデニスは、手始めに街角に立つ売春婦を血祭りにあげていく。その一方で下宿屋の主人が留守がちなのを幸いと、ケリーに優しく接し、信頼させていった。同じ頃、街に黒づくめの美女ハイジがやってきた。異様な雰囲気を漂わせたハイジの目的はただひとつ。殺人鬼デニスを探すこと。かつて、ハイジはデニスに命を狙われ、心身ともに大きな傷を負ってたのだ。そして彼女は、デニスに復讐を果たすという目的で今日まで生きてきたのだ…。