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小山いと子の同名小説を衣笠貞之助が監督し映画化。脚本は衣笠と相良準が共同で執筆した。大映が初の試みとして、所属するスターを総動員して製作したメロドラマ。
松島真一郎は東京藝大音楽部ピアノ科を受験する妹の光子を車で送迎するうち、同じ受験生である桐生弓子とお互い惹かれ合うようになっていた。だが光子と弓子はお互いを受験番号で呼び合っており、相手の名前も住所も知らなかった。光子は無事に合格したが弓子は落第、二人は会うこともなくなってしまう。縁談話が持ち上がったものの、弓子の面影を忘れられない真一郎は受け入れることができない。結婚話を持ちかけられた弓子も、嫁ぐ前にひと目だけでも真一郎に会いたいと上京するのだったが…。