テレビアニメ「ポケットモンスター」シリーズの劇場版第21作目。人々が風と共に暮らす街フウラシティを舞台に、様々な悩みを抱える5人の仲間たちと偶然出会ったサトシとピカチュウが、みんなの絆で未来を変えていく姿を描く。ゲスト声優には常連の山寺宏一、中川翔子のほか、芦田愛菜、川栄李奈、濱田岳、大倉孝二、野沢雅子が参加。これまでシリーズ全作品で監督を手がけてきた湯山邦彦が、本作よりアニメーションスーパーバイザーに就任し、新監督には前作「キミにきめた!」で副監督を務めた矢嶋哲生が抜擢された。また、「進撃の巨人」のWIT STUDIOが新たにアニメーション制作に加わり、OLMとタッグを組む。
人々が風と共に暮らす街フウラシティ。そこでは古くから1年に1度“風祭り”が行われており、祭りの最終日に姿を現す伝説のポケモン“ルギア”から恵みの風をもらっていた。偶然、風祭りに参加していたサトシとピカチュウは、ポケモン初心者の女子高生リサ、嘘をつくのがやめられないホラ吹き男のカガチ、気弱で人付き合いが苦手な研究家のトリト、ポケモンを毛嫌いするおばあさんのヒスイ、そして幻のポケモン“ゼラオラ”と関係がある謎の少女ラルゴの5人と出会う。それぞれが悩みを抱え、パートナーのポケモンと一歩を踏み出せないでいたが…。