ダンシング・レディのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.6

観た人
42

観たい人
84

投稿者:Adele 2021年12月01日

いきなりですが、実は主演の2人がちょっと苦手なのです…
いや、お2人大スターだというのは認めますが、いかんせんちょっと…
けれども、大好きなフレッド・アステアの映画デビュー作品で、ほんの少しの出番らしいですが、アステア目的で頑張って観てみました

ストーリーは世界恐慌のNYでストリッパーとして生計を立てているジェニーが、とあることから富豪のトッドや舞台監督のハッチと出会いながら、本格的なプロダンサーを目指していく三角関係サクセスストーリー

今となっては全く新鮮味がなく、似たようなストーリーはごまんとありますが、1933年当時は新鮮だったんだろうし、しかも、この2大スター共演となれば、さぞかし盛り上がったことでしょう

はっきり言えば、ストーリーはもう完全なるシンデレラストーリーで先も読めるし、約1時間半ぐらいの作品なのに、3時間くらい観ているように感じるほど長く感じてしまった…

また、細かいことを言ってしまうと、主演のクロフォードがどう見てもダンスの才能がある風には全く見えないし、あまり踊れない…
才能があるように踊れるように上手く見せかけているような気がするだけ…
まぁ、その辺はあくまで2大スター共演が売りなのでどうでもよかったのでしょうね

肝心のフレッド・アステアですが、2回ほど登場します
最初は開始55分くらいに稽古の場面
本人役で登場し、クロフォードと少し踊る
それがまた30秒くらいで終わってしまってあっけない…
最後の登場はラスト、舞台でのシーン
クロフォードと踊りますが、あれって踊ってるっていうのかな…?
アステアからしたら、目をつぶってでも踊れるような振り付けとダンスでした

やはり、内容的にも受け付けないタイプの作品でしたが、唯一の収穫はトッド役のフランチョット・トーンがかっこよかったこと!
物腰柔らかな紳士で爽やかイケメン
今作の共演がきっかけでクロフォードと結婚した方です
クラーク・ゲーブルが濃すぎるため、フランチョット・トーンは少し薄めのイケメンでバランスがよかったのではないでしょうか?

しかしながら、本作は本当に長く感じた…
そして、やはり、主演2人一緒のシーンはいろんな意味で濃すぎて生々しかった…
特にジョーン・クロフォード…大女優なのは認めますが、個人的にめっちゃ怖いんです…
性格や人間性はもちろん、お顔立ちも…
目は大きいし、整ったお顔だとは思うのですが、よく、性格は顔に出ると言われるやつですよ…
ご本人の性格や野心がそのまま顔に出ているようで、個人的には本当に怖くて直視できないお方です…
いや、また本作からかけ離れた話になってしました
両者のファンの方、気を悪くされたら、申し訳ないです、ごめんなさいね…

投稿者:映画っていいな 2021年10月12日

97作品目
再鑑賞118作品目
ジョーン・クロフォードが悪女の映画。
まぁ、彼女に合っていそうな役柄ですが。
そして、アステアの若かりし頃が見れます!貴重でないでしょうか。

投稿者:みぽち 2021年08月27日

Filmarksでそら豆師匠の名前2番目にあるのに…最後のステージシーンのみの出演でガッカリ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)デビュー作だから仕方ないのか…私の知ってるアステアの声より若干高め?キュートボイスに感じた
作品は恋愛要素のある王道的なシンデレラストーリー。ヒロインにしつこくしてた金持ちトッドも性格は置いとくとして笑、かっこよかったなあ

レビューとは無関係だが、本作を機にジョーン・クロフォードについて調べていたら色々ショッキングな出来事が書かれていて衝撃だった胸糞かもしれないが、彼女についての伝記映画「愛と憎しみの伝説」も観てみようと思う。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

夢見るダンサーと演出家の恋

投稿者:かつ 2021年10月04日

1933年 アメリカ映画
原題:DANCING LADY

鑑賞目的はフレッド・アステアのデビュー作という点と、クラーク・ゲーブルがミュージカル映画に出演しているのをこの目で確かめたかったという点です。もちろん、ゲーブルが歌って踊る訳ではないにしても何故かフレッド・アステアと同じスクリーンに写っているのを想像出来なかったのです。クラーク・ゲーブルは演出家パッチ・ギャラガーの役で、ジョーン・クロフォードはダンサーとして有名になりたいと夢見るジェイニー・バーロウの役。フレッド・アステは劇中、ジョーン・クロフォードの相手役として本人として現れます。1899年生まれですから、34歳くらいでしょうか。登場シーンは少ないものの、キレの良いステップが観ることが出来ます。アステアはデビュー作から晩年まで全く体型が変わらないんだとこれを観るとホント感心してしまいます。

私は初ジョーン・クロフォードでしたが、彼女の大きな目はモノクロのスクリーンによく溶け込んで、アップになると美しさが際立つ反面、時々にらまれているようにも思えます。なぜそう感じるのか、他サイトのレビューで「彼女の目は大きい割には瞳が小さい」と書いている人がいました。なるほど、比率のせいなのか!と変に納得。

演出家パッチ・ギャラガーに会って認めてもらうため、あの手この手で後を追う序盤のシーンや、ジムでのやり取りがコミカルでした。露出度の高い前半から落ち着いたダンスを見せる後半までジョーン・クロフォードの魅力が全開でした。ジェイニー(ジョーン・クロフォード)を一目で気に入ったトッドを演じたフランチョット・トーンは如何にも富裕そうな人を絵に描いたような役どころでしたが、やはり女を金で買うなんて!と、ジェイミーが快く思わないのは当然のことだと思いました。
“ダンシング・レディー”とは劇中で行われた舞台名ですが、ジョーン・クロフォード演じたジェイニーの事でもあると思います。ちょっとクラーク・ゲーブルの演技が常に怒っている様に見えてしまいましたが、ラストはハッピーエンドで終わり、ダンスを愛するジョーン・クロフォードのシンデレラストーリーでした。

ジョーン・クロフォード、大女優への道

投稿者:趣味は洋画 2021年05月09日

ダンシング・レディ(1933年・アメリカ、モノクロ、94分)

原題「Dancing Lady」、つまり ‘踊る淑女’ 。
この映画は、ハングリーなコーラス・ガールから大女優への道を突き進んだジョーン・クロフォード本人そのものを描いたようなミュージカルです。ドラマ仕立ての構成になっており、思わず引き込まれます。
そして思いもよらない発見がありました。それは後述することにしましょう。

生来ダンス好きのジェニー(ジョーン・クロフォード)は怪しげな小劇場の一座で踊っていたが、警察の検挙によって踊り子たちは投獄される。ショーを観ていた富豪の青年トッド(フランチョット・トーン)は、保釈金で彼女を出獄させ生活援助を申し出た。純粋にダンサー志望のジェニーはそれを断り、レビュー業界で高名な演出家パッチ・ギャラガー(クラーク・ゲーブル)に取り入ろうとするが果たせない。トッドはカネの力でパッチを紹介すれば、ジェニーが自分に靡くと考え、ブラッドリー一座の座長(グラント・ミッチェル)に根回しし、コーラスガールとして採用させる。ジェニーはパッチの下で稽古に精進、やがて主演の座をつかむが、開演間近になって一座の公演が中止となる事態に...。

ジョーン・クロフォードといえば、62年「何がジェーンに起ったか?」をはじめとする晩年の怪奇女優のイメージが強いです。サイレント時代の彼女は、いわゆる ‘フラッパー女優’ 、トーキー時代はその美貌で飛ぶ鳥を落とす勢い、戦後は性格俳優(女優)として名を馳せ、そして50年代以降の怪奇女優と、年代によって「ジョーン・クロフォード感」を変えてきた稀代の女優です。
本作では最初、素人っぽく踊っています(水着のようなユニフォームで)が、タップダンスは上手いです。とても彼女とは思えないほど、可愛い性格の女性役が気に入りました。

フレッド・アステアの映画デビュー作と聞いて注目していましたが、彼は本人役で映画中盤を過ぎて登場します。さすがにブロードウェイで活躍していただけに、安定感のある踊りは素晴らしいです。ジョーン・クロフォードとのデュエットから ‘空飛ぶ円盤(?)’ に乗って踊るシーンはいいアイデアでした。
しかしゲスト出演的なイメージが強く、ストーリーには絡んできません。(クレジット6位)
アステアは本作で映画デビューしたものの、MGMとは契約せず、中堅のRKOと契約しました。絢爛豪華なMGMは大スターを抱え、踊りで勝負するアステアが主演を張るにはRKOのほうが適していたのでしょう。

監督は36年「巨星ジーグフェルド」、40年「高慢と偏見」のロバート・Z・レナードです。
本作ラストで、プログラム・フィナーレ「現代のリズム」を全員で踊るシーンの舞台装置とカメラワークが見事です。まるで「巨星ジーグフェルド」を観るようですが、そういえば撮影監督は「巨星ジーグフェルド」でも撮影を手掛けた5人の内のひとり、オリヴァー・T・マーシュでした。

冒頭に記した ‘思いもよらない発見’ です。
なんと昔テレビ放送されていた「三ばか大将」の面々が出ているのです。♪ラリーだ、モーだ、カーリーだ♪ ...カラ威張りのモー、石頭のカーリー、ポンコツのラリー、同年代の多くの人は御記憶にあるのではないでしょうか。本作でも、懐かしいドタバタギャクぶりで、カーリーの顔や頭をパチパチと叩くシーンで楽しませてくれています。興味がおありの方はぜひご覧ください。

クラーク・ゲーブルやフランチョット・トーンらの好演も光りますが、やはり本作は大女優ジョーン・クロフォードの映画だと思います。
29歳の彼女は ‘踊る淑女’ として、本作で求められた役割を見事に演じ切ったのでした。

フレッド・アステアの映画デビュー作

投稿者:kazupon 2021年02月16日

監督:ロバート・Z・レナード(1933年・米・94分・モノクロ)

先日、『フィニアンの虹』を観て調べている時に、本作を知りました。あちらは、アステアが出演した最後のミュージカル映画。
そして、こちらは出演した最初の映画。
それまでコンビを組んで舞台に立っていた姉が結婚したため、RKO映画の専属となり、ゲストとしてMGMの本作に出演。彼の映画デビューとなったそうです。
トップハットに燕尾服、華麗で洗練されたダンスは一世風靡し、“ダンスの神様”と呼ばれた。と、キャスト紹介にありました。
主役は、バーレスクのストリップショーで踊るジェイニー・バーロウ(ジョーン・クロフォード)で、彼女たちは劇場で淫らな行為をしたとして警察に逮捕されるのです。
ストリップと言っても、今の水着姿よりも露出は少ないのに、アメリカもまだそういう時代だったのですね。
ジェイニーは拘留されますが、億万長者のプレイボーイ、トッド・ニュートン(フランチョット・トーン)が保釈金を払って助けてくれます。
トッドはジェイニーの才能に気付き、世話をするようになります。
そして紹介されたのが、ブロードウェイ・ミュージカルの演出家パッチ・ギャラガ―(クラーク・ゲーブル)でした。
ジョーン・クロフォードは当時29歳。本作の前年には『グランドホテル』に出演しています。
ゲーブルは32歳です。『風と共に去りぬ』が1939年ですから、まだ若々しいです。
Wikipediaでジョーン・クロフォードの経歴をざっと読むと、「ジョーンがスターになったのは、ジョーンがスターになると決めたから」と当時のMGMの脚本家が言ってた通り、本作のジェイニーと被ります。
さて、フレッド・アステア(当時34歳)ですが、本人役で登場します。
ジェイニーのダンス・パートナーとして、演出家のパッチから「フレディ、ステップをみてやってくれないか?」と声を掛けられ、やっと登場。
この時のシーンが、あまりにも呆気なくてガッカリしていたら、終盤のショーのシーンでたっぷりと堪能することが出来ました。
アステアのスマートなダンスは勿論のこと、それまで練習着姿だったクロフォードがドレスを纏って踊り出すと、一気に舞台が華やかになりました。
円形の舞台(カーペット)が空を飛び、そこで二人がダンスを踊ります。
さすがMGMのミュージカル。という舞台や群舞も楽しめます。
全体的にはジェイニーの成功物語です。

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