アコーステッィク!
前作のSonicbloomによるスタンダードのフュージョン的脱構築とはうって変わって、落ち着いたアコースティック・ピアノ・ソロ集。最後の1曲Green Tea Farmは矢野顕子のボーカル入り。ラグタイム、ストライドピアノ寄りのアプローチをみせる曲もあるが、スタッカートで鍵盤を駆け上がる得意のHIROMI節が顕れる。ビートがややゴツゴツして伸縮するのは、時間的推進力を得るためのリズム的ケーデンスなのか、東洋人独自のリズム感覚なのか。才気と演奏技術は尋常のものではない。ということはもうわかっているから、じっくりとHiromiにしかできない新しい音楽創りを志向してほしいものだ。
初心にもどった??
Spiralを髣髴とさせるような曲調が、とっても好みでした♪最近はセッション系が多かったので、こっちの方が好みな私としては大満足です!