大鹿村騒動記のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.4

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投稿者:ユキ 2021年04月10日

大鹿村歌舞伎

大鹿村で歴史ある歌舞伎公演を控えている最中、善の元へ駆け落ちした妻と親友が帰ってきて、善の心がかき乱される…

田舎ならではの全て知り合いで何でも知ってる感。
駆け落ちした2人が戻り、周りもざわつきながら善と2人を見守る。
ベテラン俳優陣の息のあった演技にほっこりする。

原田芳雄さんが演ずる善という懐の深い男に魅了される。

近年、いい役者さん達がいなくなっていくのが残念で仕方ないです

投稿者:QOne 2021年03月28日

阪本順治作品 in 田舎。
老いても田舎で楽しむ世界がきっとある。

南アルプスの麓にある長野県大鹿村で数百年続く”大鹿村歌舞伎”
それに魅せられた大人(老人)たちの人生喜劇。

キネマ旬報ベストワン作品。
荒井晴彦脚本×阪本順治監督のコンビ。

原田芳雄が企画して、そして遺作となった。
彼の存在感をじっくりと味わう。

彼の妻役で親友と駆け落ちして記憶喪失となった大楠道代と、その妻を連れ去った親友役の岸部一徳のとぼけた味わいが光る。

祭りは人を若返させる。

老いてもそこに生き甲斐と青春がある。

そんなことを思わせてくれる映画だ。

投稿者:デラックス 2021年03月21日

善さんと貴子さん(ある意味魔性の女)の場面が最高です。
可笑しいのは、二人を見かねて
「善さん、金いいわ」と、絶妙のタイミングの、でんでんさん。

面白かったのは、岸部一徳さんの、台風でもどる、短い階段でもどる(笑)
登場は少ないけど、三國連太郎さん枯淡の存在感。
三國さん、原田さん、岸部さん、三人シーンは、すごい重厚感に思わず正座!

DVD 観賞と同時に、芳雄さん追悼本「風来去」も読む。
なぜ役名が「風祭」さんなのか、うっすらとみえるような…?
そして、紫綬褒章!とは知らなかった。
あの「反逆」で「アウトロー」な原田芳雄が…、と思うと感慨深い。
さらに、芳雄さん、絵がお得意とは知らなかった。ぬくもりが伝わる絵。色使いがすてき!
幼少の娘さんを描いた絵に、とくに心ひかれました。
彼女はラストシーンでは、「お釣りぃ~」と叫びながら芳雄さんに小銭を渡す乾物店の娘さん役。
芳雄愛にあふれている映画(温)。
エンディングで忌野ソングも心地よい。
合掌。







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豪華俳優

投稿者:ウェス・アンダ子 2015年04月27日

豪華な俳優陣がそれぞれ地味だけどきっちり仕事してます。役者だなあ~と思わせる。

大鹿村騒動記

投稿者:片山刑事 2014年11月10日

 豪華なキャストさんたちが磐石のお芝居で楽しませてくれて面白いです。画面に映っているだけでニヤニヤしてしまうから不思議です。小手先の小ネタでの笑いとかでなく、俳優さんのお芝居での笑いを堪能できました。

 脳の病気で記憶がごちゃごちゃになった奥さんが正気に戻って歌舞伎をする流れになりますが、今まであれだけ喧嘩ばかりしていた村人達が、主人公2人のために歌舞伎をするというのは。大鹿村の風景や日常の景色が相まって暖かくて憧れるコミュニティでした。

 笑える騒動記ですが、その住民達の騒動とクライマックスの歌舞伎がいまひとつ連動していないように思えて。更に歌舞伎初心者にはチト長く感じてしまう印象も受けました。確かに解説してくれる役もいましたが、それでも退屈でした。
 ただ奥さんが「許してもらわなくていいから」という台詞に対して主人公が「両目くりぬけば、日月捨てし世に無き者、仇も根も是まで是まで、この上頼むは六代君の、ご先祖を頼みいる」という決め台詞がカッコよかったです。

原田芳雄がかっこいい!

投稿者:チャーマン 2013年10月11日

 長野県大鹿村では、町民主催の歌舞伎演劇が300年も続いている。町民たちは、歌舞伎を心の拠り所として生活していた。鹿料理屋を営む善(原田芳雄)もその一人。歌舞伎の講演を数日後
 に控え、村人たちは連日稽古に励んでいた。ある日、17年前駆け落ちして大鹿村を出て行った治(岸部一徳)と貴子が町に帰ってくる。善と貴子は当時 夫婦の間柄だった。なぜ今頃になって
 のこのこ帰ってきたのだと善は治に問い詰めるのだが、治の話で貴子が認知症になってしまったことを知る。

 地味なタイトルに、出演者は年配の人ばかり、ロケ地は長野県の山奥ということで一切華のない画面ですが面白かったです。治と貴子が帰ってきたことで巻き起こる”騒動”の中、近づいてくる
 歌舞伎の公演日。自分の悩みも抱えながら善は、あっちの悩みにこっちの悩みに奮闘します。原田芳雄のガキ大将的オトコ気が気持ちいいです。そもそも原田芳雄を主演にした映画を撮りたい
 という監督の希望で撮った作品らしいですし。

 17年前、治と貴子が駆け落ちした日は大雨の日だったのですが、台風が近づいているニュースがたびたび流れて、何かが起きそうな不吉な感じが漂います。いろいろな悩みが、ラストの
 歌舞伎公演で昇華されるようでした。

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