メランコリアのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.5

観た人
3947

観たい人
4264

投稿者:insomnia 2019年04月25日

久しぶりにラースフォントリアー。
SFってどんな感じになるのかと思えば、
彼らしいSFに。
結婚式のハラハラ具合と鬱々とした会場が最悪でよかった。キルスティンダンストさんがここまでやるか、という具合だったので、それだけでも収穫あり。
徐々に一番冷静で正気になっていく様と、
真逆を辿った姉との比較も面白い。

投稿者:Shin 2019年04月18日

気分が落ち込んでる時に観るもんじゃないな…

結構落ち込むことがあったので近くのツタヤで数枚借りてきた。
この監督の映画は4本目。
やっぱり狂ってる。
こんな映画精神状態が普通の人が観て何が楽しいのかとも思ってしまう。

二部構成だが一部の方が好み。
一晩かけて行われる閉塞感たっぷりの披露宴。
たまに出てくる夜のゴルフ場。
眠気が強くなってなんかもうどうでもいいやって思う夜を思い出す。
そしてだんだんと退場していく参加者たち。
もの哀しい。
うーん、好きだ。

観終わったらもう何もしたくなくなった。
あーあ、どうしよう。

投稿者:ペイン 2019年04月18日

“うつ病の人は先に悪いことが起こると予想し、強いプレッシャーの下では他者よりも冷静に行動する傾向がある。”

まさに本作でもそのように描かれており、周りの人たちが地球滅亡の危機に困惑する中、キルスティン・ダンスト演じる主人公だけは冷静さと自分らしさを取り戻していく。

監督が特にうつで苦しんでいたときに構想が練られた作品なので、非常に病んだある種セルフセラピー的な作品で、とにかくラース監督作品のなかでも群を抜いて暗く全編にわたり鬱々しさで満たされている。

ただオープニングのワーグナーの旋律にのせた「2001年宇宙の旅」やタルコフスキー作品を思わせる美しい映像は圧巻で、ずっと観ていたいと思わされる。

って今、何回“うつ”って言葉使ったかな?

P.S.
キーファー・サザーランドの最期がどうしてああなったのかよくわからなかった。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

予言の「黄色い禍の民」とか(;゜O゜)

投稿者:タカツキ 2018年05月29日

主人公ジャスティン本人が「悲惨な結末」を夢想している、と思われます。様々な禍を引き起こした様ですが、それが鬱病でしょうか。姉が「まわりを欺いてる!」と罵りますが、ジャスティンは分裂病?。「凄く幸せだわ」等とジャスティンに話した後に姉クレアは破滅する。自撮り風カメラワーク?だからか「いつパニックが来るか」ドキドキしますm(_ _)m
・ネット抜粋しますと
ジャスティン(キルスティン・ダンスト)
広告代理店に勤める有能なコピーライター。大変に仕事熱心で、独特な方法でアイデアを思いつく。鬱病を患っており、衝動的な行動に出ることがある。
→上司もベタ褒め、新入社員(甥)を「ジャスティンに張りつけコピーを取らせる」「実力で仕事を勝ち取ったのだ」等としきりに上司が話すが、有能とは到底思えず奇妙。
ジャスティンの言葉は詩?。
・「家を建てて木にブランコを作ってあげる」という優しい新郎。
→「ブランコ好き」というキーワードは「中国アカ族のブランコ祭」アカ族女性等を意味しているのではないでしょうか。キルスティン・ダンストのお顔は「タングート族」系に見えましたが…
・「首狩り」や「倒れた人」系の写真を好む様子。
鬱病らしいが、第二部は「ジャスティンの願望」にも思えます。キルスティン・ダンスト、「キル」とは不吉な名前だなあと…
・「2012年からハルマゲドンが起きる」等という聖書?か何かの予言が一時期話題でしたが、あの話等予言系が「本当だと信じる信者」が存在し「地球滅亡の夢」を見ているとか。
・結婚式場へ向かう途中、山道で車がカーブしきれず開始時間が遅れます。その時新郎が運転を代わり、次にナント、ジャスティンに代わり、車をぶつけますが
ジャスティンの我の強さが表れたのか?(*_*;
・黒馬の「アブラハム」にジャスティンは挨拶して「私にしか乗りこなせない」等と発言しますが。
何か奇妙(;゜O゜)
馬に八つ当たりしムチでビシバシ叩きまくり、それが元で禍を引き起こします。
全体に「エロス」が漂っていて、姉とのシーンすら「近親相姦、レズビアン」的なニュアンスを感じてしまいましたm(_ _)m

頭突き

投稿者:ビンス 2017年03月12日

純度のたか~いマイナス
純度のたか~いネガティヴ
陰鬱で絶望で打つ手のないギブアップムービー
疲れる・ミルフィーユ・疲れる
「疲れる」が超多重レイヤー状態
心に重石がドンドンじゃんじゃん
ジャスティンが行動するたび
増え続ける重石と鈍痛
心の重さで立てなくなります
そして人々が、世界が
ふさいでいきます。
メランコリー
メランコリー
それがあまりに美しい映像と共に襲ってくる
鬱とはこういうことなのか、と
近寄る者の漲る「陽」を喰らいつくす陰
それは鬱
ため息ばかり出て
そのため息が魂まで内側から引っ張り出して
殺されそうな
そんな鬱の海
力士みたいだけど全然違う(笑)
ジャスティンの行動にも
クレアの行動にも
ジョンの行動にも
ため息しか出てこない
そんな状況下で
地球に頭突きをかましてくるメランコリア
こんなんに頭突きされたら
そりゃー成す術ないよ
どーもできないよ
救い、という言葉が存在しない世界
そう思いたくなるような物語でした。
それなのになんか続きが気になってしてしまう
そういう不思議な引力があるのかもしれません。
どこまでいっても
最後までちゃんと観たところで
気分は「上がらない」んですけどね

あ、ジョンの行動はオチが効いてて
しかもオチを予想されるフリも効いてて
そこは上手に失笑を引き出しました。

後味は悪いですが、比較的見やすい1本でした

投稿者:mypleasure 2016年02月29日

久しぶりにラースフォントリアー監督の映画を観ました。この監督にしてメランコリアというタイトル、まず間違いなく嫌な気分になる暗い映画なのだろうと思いましたが、監督には珍しいSFという設定と女優のキャスティングに惹かれて観ました。結論からいうと、やはり、後味の悪い映画でした。

シャルロットゲンズブールとキルスティンダンストが姉妹役を演じています。舞台となるのは、シャーロット演じる姉が家族と暮らす大豪邸。妹のキルスティンは心を病んでいるが故に問題を起こしながらも、姉に甘えて同居しています。

この二人、容姿からは姉妹にとても見えませんが、性格も面白い程に違います。二人以外のキャスティングも、それぞれの役にはマッチしているのですが、役柄同士の関係からは少し不思議な感じがします。とは言え、逆に振り切れているので、その違和感はほとんど気になりません。出演シーンは少ないものの、シャーロットランプリングの有無を言わさぬ存在感は見所の一つです。

物語は、理解不能な行動を取る妹の視点から、そんな妹を自分なりに愛情を持って見つめる姉の視点に切り替わります。前半にチンプンカンプンなストーリーが展開しながらも、後半で丁寧な描写でフォローされるところに、この超現実的な世界観への糸口があったと思います。

終末の世界でそれぞれがどのような言動をとるのか、という対比は興味深く、登場人物たちの精神状態をよく表しています。キーファーサザーランドの演じる姉の夫は、とても真っ当な人物として描かれており、安心して見ていられる人物ですが、彼の取った行動は、実に監督らしい結末への導入部となっています。

この作品では、例えばドッグヴィルで描かれていたような、人の救い難さではなく、受動的な救われ難さ(=運命)が描かれているため、他とは少し異なる後味の悪さを持っていると言えるでしょう。また、特異な設定や音楽と映像の美しさにより、監督の作品の中では比較的観やすい1本になっていると思います。

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クチコミ・レビューTSUTAYA

絶望も共有できる-かも知れない-よ

投稿者:あむんぜん 2016年01月16日

最高だった。観終わった後、言葉にならない深い満足感に包まれた。非常に人を選ぶ作品なのは否定しないが、自分を「晴れはいいお天気、雨は天気が悪い」と無条件に信じるタイプではないと思うなら、果たして合うかどうか一度観てみるのも悪くないだろう。

だるい

投稿者:クララ 2013年01月24日

その一言に尽きる(笑) もっと話の展開があるのかと思ってたけど、誰もが愚痴ばかりで結婚式がト゛ロト゛ロしすぎ。地球の終焉だからかもしれないけど、あまりに暗すぎる。だらだら抑揚も無いまま、監督の自己満を押し付けられた感が拭えない。せっかくいい俳優揃いなのに、もったいない。結局何を伝えたかったのか、だるすぎて伝わってこない。

これは観ていてキツイ!

投稿者:saku 2012年08月24日

世界の批評家大絶賛!惑星衝突のキャッチから、スリリングな展開で運ぶストーリーかと思いきや、期待を裏切る内容ですね。尺表示は2時間15分。2人の視点から考えると、1人1時間のストーリーになりますが、先の投稿者と同意見で単調長すぎ。ヒューマン好きの私でも1人目の視点の後半からは早送りしてしまいました。直近10年で借りた洋画でも早送りして観たのは一度もありません。家族向けでもカップル向けでもありません。一人で時間があり余る時に、期限間近の無料チケットがあれば借りてもっ!と思います。普通の金額で借りたら多分ムカツク人が多いかも。途中で早送りしても4時間ぐらい観た感じでした。

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