アウトランドのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.1

観た人
203

観たい人
155

投稿者:落伍者 2020年12月26日

宇宙で西部劇という、シナリオの教科書に手本として掲載されていそうな映画。セットが良い。エイリアンのTVシリーズもこんな感じに採掘基地舞台にした1エピソードやってほしいのだけれど。

投稿者:temmacho 2020年12月05日

傑作西部劇【真昼の決闘】をモチーフに舞台を木星の衛星「イオ」に設定したSFサスペンス。

会社の不正を見つけてしまった新任警備担当官を口封じするために殺し屋を送った。
殺し屋が到着するまで後60時間。
孤立無援の彼の運命は…

木星採掘場のセットはよく出来てて雰囲気満点なんだけどね〜
一番のクライマックスである刻一刻と迫ってくる殺し屋の到着が端折りすぎてあっという間だし、その殺し屋のショボいこと(笑)

作品としては凡庸でした。

投稿者:半兵衛 2020年11月08日

とても「エイリアン」や「遊星からの物体X」と同時期の作品とは思えない古典的なSF映画。お話もSF版「荒野の決闘」と言える内容で、労働者にはびこる麻薬に気づいた保安官がその裏に潜む大会社に命を狙われる…という宇宙でやる意味あったかなあという内容で、80年代のノリとは無縁な地味な作風になっている。

それでもリアルな宇宙ステーションや労働者が住むエリアの無骨なセットは大作SFとはまた違った風情があるし、ここでのショーン・コネリーはひたすら無骨で、真面目ですこしぶっきらぼうなキャラを見事に演じていて、役者としての幅を感じさせる。そんな彼が大組織を相手に一人立ち向かう姿は渋いの一言。

彼の相棒となる中年女医も良いキャラで、滅茶苦茶口が悪く最初は赴任したばかりの主人公に悪態をつくのだが、次第に正義を貫く主人公に共感し、彼に協力していく。「恋愛関係」というより「腐れ縁のパートナー」で、「極道」シリーズの若山富三郎と清川虹子を思い浮かべた。

でもラストの銃撃戦が大味過ぎるのがなあ、しかも襲ってくる相手が二人だけって。あと強引にすべてが解決したかのようにもっていくエンディングもガッカリ。

個人的には中盤の主人公と犯罪者の追いかけっこするシーンがピークだったかも、ピーター・ハイアムズは追跡シーンを撮るのが滅茶苦茶上手いが今作もそう。逃げる男が階段などを飛び降りたり、次々と部屋を渡って逃げたり、途中で通行人とぶつかったり、それを追う主人公が階段の飛び降りに失敗して落ちたりするという情報量の多いシーンをまるでワンシーンで撮っているかのようにスムーズな流れで繋ぎ、映画的興奮を生んでいくのはもはや神業。

レビューをもっと見る・投稿する

クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

暗闇の決闘

投稿者:さっちゃん 2013年11月30日

 さて、このところSFづいていますが、本作はSFの要素よりアクションの要素が強い作品でしょうね。
 監督のピーター・ハイアムズという人が、どうもSF的な考証だの科学的正確さだのには拘らないらしく、どちらかというと物語の背景としてイオのチタニウム鉱山を持ってきた感じがします。冒頭でイオのデータなどを字幕で説明していて、重力が地球の6分の1と紹介されているのに基地の中ではみんな普通に歩き回っております。この点は後に捕らえた容疑者を拘留している部屋で宇宙服に入れられた男がぷかぷか浮いていますので、ははぁ、重力制御技術があるのかなと推測できますが、どこかで説明を入れるくらいできそうに思うのですが。
 イントロダクションで『真昼の決闘』の設定を宇宙に持ち込んだという説明がありますが、あの作品よりも背景となるチタニウム鉱山が暗く、真空の世界の中で唯一の人間が生存可能な環境であり、かつ、むさくるしい男ばっかりなので、より重苦しく閉塞的な雰囲気であります。ただ、町から出て行こうとしているゲーリー・クーパーと掘削基地に赴任して間もないショーン・コネリーという違いはあれ、孤立無援の中で自分の信念に命をかける男という点は共通していると思います。
 ショーン・コネリーが扮する連邦保安官オニールは宇宙での勤務が長く、イオに赴任したのも希望したものではなく、子供を危険な宇宙空間で育てることを嫌った妻は地球へ向かってしまいます。『真昼の決闘』で主人公を助ける奥さんがいなくなってしまいますが、ここで医師のラザラス(フランシス・スターンハーゲン)が唯一の支援を申し出ます。この辺りがなかなか良くて、何となく惚れてんのかなというのとオニールの覚悟に共感したのかなというのと、どちらにもとれるような微妙な感じで、男と女でなくて同士という感じで描かれているのがうまいと思いました。
 クライマックスは会社が送り込んできた二人の殺し屋との対決ですが、面白いのは未来のお話なのに、使う得物がショットガンというところです。ジャケットにはポンプアクションのモデルを持ったコネリーの写真が載っていますが、実際にはオートマチックのショットガンの銃身と銃床を切り詰めたいわゆるソウドオフ・タイプのものを使用します。多分、フォアエンドの形状などからレミントンM1100あたりかと思いますが、他にも日本のSKBも同様なモデルを製作しておりましたので確実ではありません。
 何故、宇宙に進出している時代にショットガンかという疑問が浮かぶと思います。これは推測ですが、例えば光線銃などが出来ていても基地の壁面を貫通するような強力な武器を使うと自分の身も危ないということで、あえて時代遅れのショットガンを使っているのではないでしょうか。
 まぁ、そうした細部はともかく、捜査の過程や殺し屋との基地内、屋外での対決になるとピーター・ハイアムズ監督のサスペンスとアクションに関する演出は切れが良く、科学的考証などの突っ込みは薄れてしまいます。
 ラストは本家『真昼の決闘』にあったような苦いものではなく、大団円で、これはこれで娯楽作品としては良く出来た作品だと思いました。ピーター・ハイアムズという監督さんは『カプリコン1』のようにSF的状況を背景にした場合の方がうまく纏められる方だと思います。『サウンド・オブ・サンダー』など完全なSFになるとブラッドベリの余韻のある原作がどこかへ飛んで行ったような怪作になっておりましたから。本作はSFとして見ると物足りない部分がありますがアクションとして見た場合、それなりに楽しめると思います。

刺客に凄みがないのが落ち度である。

投稿者:CCR 2011年09月10日

噂通り「真昼の決闘」をSFに意図的に置き換えているのがアリアリだった。それでもコネリーの渋い魅力もあって終わりまで面白く観れた。彼は「丘」でも孤軍奮闘する役だったが不屈の闘志を持つ男は彼の十八番であろう。これは後の「アンタッチャブル」の撃たれても懸命に床を這いずるマローン役にダブってくる。ピーターハイアムズも「カプリコン1」の次作だった事もあって本作の期待度は当時相当あった。この頃の彼の作品は佳作続きでよかったのだが後年観た「プレシディオの男たち」はコネリーやブレイク前のメグライアンも出ていたがヒドイ出来で、更に「2001年」の続篇「2010年」もこの挑戦は買うが余りに荷が重すぎた。私にはこれらで彼の評価は落ちた。本作があったから、もしかして「2010年」に彼が抜擢されたのかと観ていて思った。この宇宙基地のセットは当時の特撮としてはかなり素晴らしいと思う。残念なのは送り込まれる刺客がたった2人なのと彼等がただのハゲとおっさんみたいで刺客として凄みがないので緊迫感が今イチ盛り上がらなかった事だ。

7点満点中

投稿者:ビリケン 2010年03月22日

1点

レビューをもっと見る・投稿する

クチコミ・レビューTSUTAYA

若かりし頃のショーン・コネリー

投稿者:Kanon 2002年12月29日

こんなに全体の空気が重くて暗いのは見たことがなかった。少し怖いくらいです。

レビューをもっと見る・投稿する