殺し屋たちの挽歌のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.3

観た人
187

観たい人
300

投稿者:さば 2021年06月21日

過去に組織を裏切った男と、彼を捕まえに来た殺し屋とその子分、そして巻き込まれた女のロードムービー。

裏切り者の男は、殺されるとわかっているのに恐れる様子もなく飄々としている。殺し屋の方は、冷徹そうなのに詰めが甘くて決断力がない。子分は喧嘩っ早くてお調子者のチンピラ。女はとにかく逃げようとする。
4人の旅の先にどんな展開が待っているのかと楽しみにしていたら、終わりはあっけなかった。

穏やかに微笑むテレンス・スタンプと寡黙なジョン・ハートが渋くて良い。ティム・ロスは若くてかわいい。
すごく面白いってわけではないんだけど、淡々としつつどこかゆるい雰囲気とか、終盤の男が滝を眺めるシーンからラストまでの流れとか、すごく好きだった。

投稿者:qtaro 2021年06月20日

20210620 鑑賞
微妙。
ギャングの仲間を裏切りスペインで暮らしていた男が、追手に捕まり陸路でフランスを目指すロードムービー。ひたすら淡々と進んで、大した見せ場もなく終わった感じ。妙にウィリーが哲学的に達観してるのはイイなぁと思って観てたんだが、最後の豹変っぷりはなんだったんだろ。見どころはマイロの間抜けっぷりだけやな。

投稿者:雑種 2021年01月27日

メモ。ティムロスの映画(スクリーン)デビュー作&ウェスアンダーソンが好きな作品。

殺し屋マニアとしての映画の満足度は100点満点中3くらいなんだけど、いかんせんティムロスがゲロマブすぎてティムロスマニアとしては100点満点中180点だった。
まずかなりレアなプラチナブロンドのティムロス(眉までちゃんと脱色してるのがポイント高い)、ちょっとマコーレーカルキンみがあってかなり見目麗しい。そして鑑賞済みの作品の中でも一番若い(当時23歳)ピチピチのティムロス、マジで肌のハリとツヤが半端ねえし唇天然ピンクだし、マイロンそのへんのチンピラレベルの小物キャラのはずなのにティムロスの可愛さがメーター振り切ってる&マイロンのちょっと頭弱い感じも相まって愛おしさがはんぱなかった。八重歯もSoキュート。キャスティングしたのが監督かは知らんけど、無名のティムロス見出したフリアーズグッジョブです

ところでティムロスがビール飲んだ後からは兄貴のはずのジョンハートがずっと運転してたけど手下に飲酒運転はさせない主義なんか?(多分違う)

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B級心理戦

投稿者:趣味は洋画 2014年10月29日

心理戦を繰り返しながら旅するロードムービーですが、やはり‘殺し屋の世界’が見え隠れして、一定のサスペンス性はあります。
ただ微妙にコメディチックな面もあり、心底、のめり込めない感じもします。 何となく乾いた感じで...
役者はなかなか大物揃いで、中でも、見るからにチンピラ風な殺し屋見習い(?)のティム・ロスは出演当時23歳の若さ。そのロスがもっとも光ってます。
ジョン・ハートやっぱり...という感じで、彼の演技はいつもこんな感じです。 (80年「エレファントマン」は別ですが)
がっかりしたのはテレンス・スタンプ。もうチョット骨のある役柄を期待していたのですが...
反面、刑事役のフェルナンド・レイ、いつもは暗黒街の黒幕といった感じのイメージなのですが、本作では予想を裏切っての役柄。ただしほとんど喋りません。
まあB級の感じは否めないですが、B級にはB級の味(魅力)があり、これはこれで洋画の素晴らしさが楽しめる作品ではあります。 


え?これがフリアーズ!?いや、これこそがフリアーズ!?

投稿者:KASPAR 2012年11月29日

スティーヴン・フリアーズ監督の初期作品で、渋い役者がいっぱいでてるので
「殺し屋たちの挽歌」を観てみました!

え?
これがフリアーズ!?
いや、これこそがフリアーズの根っこなのか!

なんというか、目一杯背伸びした
「何か深いようで全く深くないオシャレ映画」です←毒あり過ぎ!

10代の子が撮るような青臭い映画を、40過ぎて撮ってるのがオモロイっちゃぁおもろいですね!
傑作青春映画「ハイフィデリティ」を60歳の時に撮ったのもなんとなく納得できます(フムフム)

ちなみにどんな内容かというと、
ジョンハートとティムロスとテレンススタンプがキャッキャキャッキャと楽しくじゃれ合う映画です(ウソ)

基本ツマランという以外ないけど、終盤の展開はソコソコ笑えます(これはホント)

個人的満足度 55点!
オススメ度 50点!

70年代と80年代のまんなかで

投稿者:よふかし 2012年11月19日

スティーブン・フリアーズというと、ウェストレイクやジム・トンプソンの絡んだ『グリフターズ』は面白かったですね(あとはあまり印象がないけど)。
本作も『ストーミー・マンデー』と同じように80年代イギリス映画で、テレンス・スタンプ、まだデビューしたてのティム・ロス、ジョン・ハートという顔ぶれが面白いです。
あと警官役でフェルナンド・レイも登場しますが、あまり意味のない役柄で活躍する場面もなく、意外でした。
序盤の展開から思い出したのはエリック・レッドの傑作『ジャッカー』です。あれは誘拐されるのは少年でしたけど、この映画は裏切り者のスタンプを、ハートとロスのギャングがボスのところまで連れて行く。
これはひょっとして『ジャッカー』の元ネタ? などと思いながら、囚われのスタンプがタイプの違う二人のギャングをたきつけ、対立させて脱出の機会を探る――というような心理サスペンスを期待していると、あれれ方向が変わっていきます。
隠れ家マンションにいくとそこに思いがけず旧知の男が勝手に住んでいて、結果その愛人女性も連れて行く羽目になる。笑えはしませんが、完全にオフビートって奴を指向していて、もう珍しくもありませんが案外はしりだったのかもしれません。なぜかいちいち苦悩するジョン・ハートはどこか70年代的なんですね。本籍70年代、だけど80年代映画の中で困っているように見えてきます。タランティーノまで行くと、こういう70年代的な苦悩はすっぱり消えてしまいます。
映画はどこか中途半端なロードムービーのようになり、男三人の関係もいったりきたり定まらない。誘拐された女だけが一定の激情を維持していますが、男たちはどこか投げやりになってしまいます。
面倒くさいやとばかりにジョン・ハートがこのだらだらした旅に唐突にケリをつけるのですが、その行動にまるで説得力はありません。むしろ駄々っ子のようです。
ジョン・ハートは『裏切りのサーカス』でも延々と呆然としていましたが、彼が若いころからそうだったのだということが、この作品を観ると分かります。40点。

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